明治の終わり頃

2008-02-20 23:54:43 | ・ドキュメンタリー・スポーツ
明治43年=1910年
・◎「我国将来の建築様式を如何にすべき哉」 建築学会討論会
・早稲田大学建築学科設立→佐藤功一、建築学研究欧米派遣より帰国

国宝・知恩院三門楼上から見渡せば、なんじゃありゃ、
ひときわ目を引く、築地本願寺と同じく伊東忠太設計の祇園閣(1927)、
そして手前には洋館らしき建物があることに気がつく。
たばこの販売で巨万の富を築いた村井吉兵衛が財力にあかして建てた長楽館
めちゃめちゃ濃密な装飾空間、ロココ、バロック、桃山風・・みたいな。
設計は内田定槌邸(外交官の家)と同じく、宣教師でもあったガーディナー
外交官の家より前年の1909年に竣工。
立教大学校校長だったガーディナーはニッポンが好きだったのかもしれない。
娘さんの名前はハスノハナ、なんと蓮の花ちゃん。
昨日訪れた外交官の家の一室にはご本人と家族がそろった写真が飾られていた。

「この館に遊ばば其の楽しみやけだし長へなり」
長楽館と名付け、階段踊り場に飾られた「長楽館」の扁額の揮毫は伊藤博文
しかしながら、伊藤博文はその長楽館が完成した同じ年に暗殺されているではないか・・。

明治43年=1910年
藤島武二が欧州留学を終えて海路インド洋を経て神戸に着き、帰郷。
→半裸婦人像 ローマ留学中に指導を受けたころの初期のものらしい。 →↑

ふりむけば

2008-02-20 00:20:36 | ・お気に入り空間・街並み
ヨコハマ・・♪
そんな歌がありましたが・・

イタリア山庭園(明治時代イタリア領事館があった)からは
゛みなとみらい゛がパノラマで見渡せます。
マリンタワーもベイブリッヂもあります。

その景色を楽しみながら  お茶もできますよ。
今日みたいなお天気の気持ちの良い日はぜひテラスでね。

外交官の家(旧内田定槌邸)

2008-02-20 00:09:26 | ・大好き☆建築あれこれ
 きゃっ、下のタイム0が見事に並んだわ、おおースゴイ。
NHKニュース野村さんがまもなく零時になりますと言った瞬間に投稿。
めずらしく貴重なので、そのままにしておいて、書き足すのはやめます。
屋敷は渋谷区南平台から平成9年横浜イタリア山庭園に移築復元された。昼下がり、風はなくおだやか、ひとりじめ状態でシアワセ気分満喫。