そして・・’60世界デザイン会議 

2008-02-02 00:27:56 | ・アート・展覧会
ブルーノ・ムナーリは1960年の世界デザイン会議で初来日を果たした。自由で遊び心あふれる創作スタイルは驚きをもって迎えられた。「ムナーリの仕事には彼独特のファンタジーとユーモアがあり時には底抜けのナンセンスを発揮する。彼のアイデアは単に人の意表をつくというよりも人にたのしさをあたえる人間的な暖かさがどの作品にもにじみ出ている」『美術手帳』(1959年6月号・瀧口修造)

映画タイトルバックデザイン名手であるソウル・バスも世界デザイン会議に参加。
オットー・プレミンジャー『悲しみよこんにちは』アルフレッド・ヒッチコック『めまい』など。
共に1958年作品。

アーキテクトであるルイス・カーンも同じく世界デザイン会議に出席。
槇文彦氏の通訳で菊竹清訓氏の自邸スカイハウス(1958)にて熱い議論を戦わした。

そしてメタボリズムグループ結成。
浅田孝・川添登・黒川紀章・大高正人・栄久庵憲司など。 
粟津潔→ただいま金沢21世紀美術館にて゛荒野のグラフィズム゛展覧会開催中。

世界デザイン会議の国際交流は1964年東京オリンピックへとつながり生かされる。