自分スタイルを信じる

2008-02-13 00:31:28 | ・ドキュメンタリー・スポーツ
今夜のNHKプロフェッショナル・仕事の流儀
音楽プロデューサーの武部聡志さんが取り上げられていた。
アーティストの個性を尊重して、心揺さぶる歌を生み出す、
歌手一青窈さんとの妥協のないアルバム制作が紹介されていた。

ある時、悩んでいた武部さんに松任谷由美さんは言った。
流行っている要素を取り入れることは自分の色を薄めるのだと。
ユーミンは自分の音楽性に揺るぎない自信を持っている。

武部さんは若い頃ムッシュかまやつさんのバックバンドを務めていた。
一昨年の秋、ムッシュのメモリアルライブの時、大勢の仲間が集まった。
オフィシャルブログに山本達彦さんのうれしそうな報告があった。
大学生時代にムッシュに書いた♪レイニーサタデーナイトを歌ったのだと。
若い頃、達彦さんも武部さんもムッシュにかわいがられていたのだろう。
二人とも見事にキーボードを操るすばらしいミュージシャンだ。

そうだ、自分のスタイルを信じること。
私が達彦さんに惹かれるのもそこだ。自分の音楽性を信じている。
どんなに時代が遷り変わっても、時間や時代に流されることがない。

その人にしか、自分にしかできないものをみつけるのは難しいことだ。
けれども、誰にも負けない情熱と行動力でイメージしたものをカタチにしていく、
それが大事なのだ。それは音楽の創作活動だけに限らない。
私も自分の描いたイメージをカタチにしていく実行力をもっとパワーアップしたいと思う。

さぁ、達彦さん、デビュー30周年だ、お祝いだ。
新しいアルバムも発売されるし、春に向けてすごくうれしくなってきた。
今、外は冷たい風の音が鳴っているけれど、今夜はあたたかくてしあわせな気分に包まれている。