゛大人はわかってくれない゛って、子どもたちは思ってるかなー。
それでも、ミッチはわかってるって言いたい。
努力して、かぎりなくわかりたいって思ってるから・・。
★フランソワ・トリュフォーの世界 映画「柔らかい肌」1964を観ました。
久しぶりに映画館で、オープニング映像に「これは・・」と、期待したのですが、
恋愛サスペンスと言うけれど、ストーリーとしてはなんだかなー
あのエンディングの持っていき方が気にいらなかった、後味よくないのです。
あれが女優フランソワーズ・ドルレアックの代表作といわれてしまうのは、
ちょっとかわいそう、ものたりない、悲しいなって思いました。
彼女の一歳違いの妹がカトリーヌ・ドヌーブで、女優として大きく花開いただけに。
その後、姉は若くして事故で死んでしまったから、その運命を悲しく思いました。
まだまだ生きていたら、女優として輝いていたでしょうに。
姉妹共演の「ロシュフォールの恋人たち」音楽ミシェル・ルグランだし、
あのミュージカル映画は私も好きで、楽しくていいなと思います。
★香りたつフランス映画ポスター ★ニューオータニ美術館で来月末から。
まさしく香りたつってタイトルがピッタリ、野口久光の世界に期待が高まります。
映画作品いろいろ、あれも、これもそうなのですね、香りを運んだ。
まずポスターに胸をときめかす、いざなわれる・・ああ、いいなあー。
そして映画の世界へ・・・。
生誕百年といえば、日本の
★映画女優田中絹代さんもそうで、
京橋・近美フィルムセンターで前後期のこちらの展覧会もよろしいです。
スター女優の半生、歩みが貴重な資料とともに語られています。
水着姿でパラソルさしてのブロマイドなど、愛らしいのですわ。
『西鶴一代女』1952のポスターもすごく美しく華がありました。
男優ジェラール・フィリップが来日したとき一緒に撮った写真もありました。
主演で薄幸の天才画家モリディアーニを描いた
「モンパルナスの灯」1958 上演より数年早いです。
いつ死ぬなんかわからないし、自分の生誕100年なんて想像しないけれど、
ただ目の前の、いまやるべきことをいっしょうけんめいやりたいなと思います。