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プリアンプ

2012年12月23日 12時33分02秒 | ピュアオーディオ

(12/23追記)

いちおう電源ケーブルをJPA-15000から標準添付のJPA-10000に変えて音を聴いてみましたが、あまりの変わりように驚きました。

特に、プリ、パワー両方をJPA-10000に戻すと顕著に分かります。音が良くなるより、悪くなる方が分かりやすいんだな、と感じました。

メーカーがわざわざ電源ケーブルを単品で販売しているのもわかる気がします。

 

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(12/22)

M-600Aと同じ日に注文していましたが、1週間遅れで本日到着しました。

Luxman C-600fです。なんともシンプルなデザインの前面パネルで、ぱっと見アンプには見えないデザインです。

プリアンプのみの筐体なので、背面はバランス&アンバランス入出力端子が整然と並んでます。

製造は13年となってました。既に来年分の製造を行っているんですね。

発送が遅かったのはこのためでしょうか。

入力系統が豊富にあるので、さまざまな機器の接続ができますが、PHONO端子はありませんので、レコードプレーヤーはE-200経由で接続することになります。

あと、これ用にRCA端子のキャップを買いましたが、M-600A同様標準で付いてました。

電源ケーブルはもちろんこれです。

 

アンプ部のラックの高さを変更し、早速鳴らしてみました。

もうここまでくると、言葉はいらない。そんな感じの音です。

ただじっくりこの音に浸っていたい、それだけです。

 

メーカー製品情報 コントロールアンプC-600f

 


LUXMAN M-600A

2012年12月21日 10時08分37秒 | ピュアオーディオ

(12/21追記)

電源ケーブルを変えてみたところ、艶やかさが消えすっきりクリアな音に変わってしまいました。どうやら独特の味付けは電源ケーブルにも関係あるようで…。

ってことで上級機に標準添付されている純正ケーブルにしました。

音自体何ら変わった感がないので良さそうです。

 

(12/17追記)

バランス入力も試してみました。アンバランスと比べて中・低域がさらに出るようになった感じです。

バランス接続の方が濃い味付けなのかもしれないです。

 

なお、この機器のバランス端子の極性は3番HOTですので、スピーカー側で+と-を逆に接続して位相合わせをしました。

 

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自分の求める音がどのようなもので、その音を奏でてくれるのはLUXMANだった。

ってことがやっとわかったので、LUXMANのアンプを導入することにしました。

パワーアンプM-600Aです。カタログでみて、白い筐体だと思ってましたが、実物は白っぽいシルバーでした。

重量はそこそこありますが、中堅クラスなので極端な重さではないです。M-300の方がよっぽど重かったです。

背面パネルは非常にシンプルです。注意としてメイン電源スイッチがここにある、といったところです。あいかわらずライン・フェーズ・センサーが付いていますね。コンセントの極性チェックができる優れもので、M-300にもついてました。

結構太くてかたいスピーカーケーブルのセットに苦労するので、marantz SM-5似の巨大なスピーカーターミナルがありがたいです。

立派なマニュアルが付いてます。

とりあえずプリはmarantz PM-11S2で鳴らしてみました。

フロントの電源スイッチを入れておくと、プリの電源ONに連動して電源がONになるようです。C-600fなどと組み合わせる場合にはリモートケーブルで接続すると気にしなくて良さそうですが。

デジタルレベルメーターがいい感じです。

音質は思っていた通り、というか想像をはるかに超えてました。PM-11S2とのマッチングもいいようです。

中・低域の量感が抜群で、なんとも心地よい音色です。marantz SM-5やM-300でも実はPL100は力を出し切っていなかったのかも。と思えるほど癖のない音になりました。なかなか思い通りには鳴ってくれないPL100ですが、このアンプには逆らえないようです。

つないですぐでもここまでの音が出せるところがLUXMANのすごいところなんでしょうか。

唯一の欠点が発熱です。少し鳴らしただけでも天板がかなり熱くなってました。この点は純A級アンプなのでしかたないんですけどね。
消費電力は常時290Wといちおう現実的な数値にはなってますが、スタンバイでも3.8Wなので、使わないときにはメインスイッチを切った方がよさそうです。

 

この分だとプリも非常に楽しみです。

 

メーカー製品情報 ステレオパワーアンプ M-600A

 


UD-501 vs. Evo DAC

2012年12月18日 12時02分56秒 | ピュアオーディオ

UD-501をしばらく使ってみたってことで、勝手に評価してみました。

なお、参考までに自分が試した中で最高の製品だと思ったD/Aコンバータ(Evo DAC)の評価も比較のため載せてます。

Evo DAC + Evo Supply
UD-501 + AI-501DA

 

自分の評価は以下の通りです。

  UD-501 Evo DAC 備考
デザイン 9.5 10.0 質感・デザインよし。惜しむらくは出力切り替え(RCA,XLR2,XLR3)が「menu」で行う点。パネルに切り替えスイッチをつけて欲しかった。
サイズ 10.0 10.0 USB入力&DACの複合DACとしてはこのサイズなら問題なし。
音質 9.5 10.0 音質はいいが、音の広がりが若干Evo DACに比べると劣る感じ。だだし、ヘッドフォンやPL100のような高感度なスピーカーで聴かないとわからないレベル。ちなみにS-81では全くわからなかった。
対応フォーマット 10.0 9.5 DSDネイティブ再生や24bit 384KHzのPCM対応など、最新のDACだけあって優秀。ただ、現在24bit 384KHzは使えないけど。
機能 10.0 10.0 アップサンプリング、バランス出力時の位相切り替え、デジタルフィルタ切り替えなど、多彩。ただ、入力切替以外自分はつかわないけど。なお、Evo DACについては単品DACであり、音質重視のため機能を最低限にとどめたのではないかなと。
総合点 49.0 49.5 やはりDACには対応フォーマットが一番大事でしょう。

以上を踏まえて、当方では自作PCのコアキシャルをEvo DACに接続、USBにUD-501を接続して、動画再生にはEvo DACを、FLACやDSD再生にはTeac HR Audio Playerを使用してUD-501を使用しています。

 

自分の環境では、プリアンプPM-11S2へのバランス接続とAI-501DAへのアンバランス接続を切り替えて使ってますので、いちいちMenuから切り替えを選択するのが面倒に感じました。フロントパネルに切り替えスイッチがあったら最高ですね。

あと、バランス出力時に極性を指定できるのはありがたいです。PM-11S2やC-600fは3番HOTですし、今でも3番HOTの機器はまだまだありますので。

あと、UD-501を使う上での注意点が一つ。

デフォルトではサンプリングレートが「2ch、24ビット、384000Hz」に設定されていますので、そのままではYouTubeや、Windows Media Playerで動画再生が正常に行えませんでした。
YoTubeは一般保護違反でこけるし、Windows Media Playerでは音声が再生できませんでした。

サウンドのプロパティ

「2ch、24ビット、192000Hz」に切り替えることで正常に使用できるようになりました。

 

それと、基本的に、D/Aコンバータは音質がよくなると音が硬くなると思われるので、今回比較した2機種より硬くなるのはちょっと・・・、と感じますので、個人的にはこれ以上はとりあえず"ない"と思ってます。(ジッターが減っても硬くなるし。)

個人的にはこの手の機器はソースを忠実にアナログ変換できればよくて、味付けはアンプやスピーカーで行うべき、と思ってます。

 

Teac製品情報ページ   UD-501
M2Tech製品情報ページ  Evo DAC

 


パワーアンプ

2012年12月14日 01時10分14秒 | ピュアオーディオ

(12/14追記)

オーディオショップでの視聴を含め、現状で"これ"と思って絞り込んだメーカーの音質の特徴を勝手に判断してみました。

marantz 広がる音。低音より高中音がよく出る。スッキリと澄んだ音色。あまり癖がない音のような気がする。
Luxman まとまる音。高音より中低音がよく出る。低音の出方がすごく好み。味のある音。(やっぱり好みの問題かも)

結論としては自分はLuxmanのアンプが好みのようです。ちなみに、今まで使ったことがあるLuxmanのアンプはALPINE/LUXMAN LV-105とLuxman M-300の2つのみですが。

ってことで最後にもう1台Luxmanのパワーアンプを試してみます。

 

(12/13追記)

数日間におよぶmarantz SM-5とLuxman M-300の試聴、および第3のパワーアンプFIDELIX CERENATEのそれぞれを試聴した結果、音質がもっともいいと思われるパワーアンプはLuxman M-300でした。

個人の嗜好によるところもあるでしょうが、音の傾向は以下のような感じでした。

marantz SM-5 気持ちよく広がってクリアな音。そつなくまとまっておりすっきりとした低音。
FIDELIX CERENATE 高域から低域までソースに忠実。ただしソースの良し悪しまで忠実に再生。いいソースなら最も音がいいと思った。
Luxman M-300 押し出しの強い音。比較した機種の中でもっとも定位感がよかった。音がスピーカーから離れる感じ。しっかりした低音で全体的にやわらかな音色。

スピーカーがかなり過敏なので、穏やかなLuxman M-300が最も合うのかもしれません。

個人的にアンプはmarantz、ALPINE/LUXMAN、山水が好みなのでこうなったともいえますが。

なお、M-300で特定のシンセが木魚のような音に聴こえていた現象は、スピーカーケーブルをMonsterXPに変えたら直りました。

 

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marantz PM-11S2のコンプリートバイアンプで何とかまともに鳴りだしたMonitor Audio PL100ですが、もしかしたらパワーアンプなら単体でも鳴らせるのではないか?との疑問を持ったため、試してみました。

なおプリアンプにはmarantz PM-11S2を使ってます。

まず試したのは、Luxman M-300です。A級&AB級アンプです。骨董品ですね。古き良き時代のアンプ、っていうデザインです。

ヘビー級ユニットのため設置が大変でした。特にトランスを積む後方がなんだかとってもヘビーでした。

 

鳴らしてみた感じ、明らかにPL100の音が違います。それも今まで聴いたことのないレベルで鳴っています。低域から高域までフラットに、しかも力強く鳴ってくれてます。
定位も抜群で、デジタル音源を鳴らしているとは思えない温かみのある深くて軟らかい音でした。

この音を聴く限り、PM-11S2のコンプリートバイアンプでもPL100を鳴らしきれてはいなかった感じです。

気になった発熱ですが、AB級モードで鳴らす限りは極端に熱くはならないようです。A級モードだとやばそうですが。

 

次にmarantz SM-5 Ver.2です。こちらはB級アンプで、今風なデザインがPM-11S2ともマッチする感じです。

こちらも非常にヘビーでした。ただ、M-300と違って全体的に重いので若干設置は楽でした。

 

鳴らしてみると、PM-11S2のコンプリートバイアンプと比べて、若干低域がUPしている、といえなくもない感じはしますが、ほぼ変わりのない音でした。
単体でPM-11S2のコンプリートバイアンプレベルのスピーカー駆動力を持っている、ってところはさすが単体パワーアンプって感じですが、Luxman M-300を聴いた後だとやはり差は歴然、という感じです。

 

 

ってことで、システム入れ替えを行いました。

PM-11S2のコンプリートバイアンプを解除し、PM-11S2の1号機をプリアンプに、Luxman M-300をパワーアンプにすることにしました。

筐体がかなり大きいので、かろうじて入った、って感じですが、なんとかラックに入ってくれました。

 

とりあえずオーディオ機器は新しいものがいいとは限らない、ってところでしょうか。

 

【製品情報】

Luxman M-300  http://audio-heritage.jp/LUXMAN/amp/m-300.html

marantz SM-5  http://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/sm-5.html

marantz SM-5 Ver.2  http://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/sm-5ver2.html

 

(12/6追記)

Luxman M-300ですが、KRIPTONの電源BOX(PB-500II)と非常に相性がいいようです。ってことで、自室で家庭用タップとして使っていた電源BOXをオーディオ専用100VにつないでLuxman M-300に使用することにしました。

 

(12/7追記)

結局こうなりました。

なぜなら、Luxman M-300だと特定のシンセの音が木魚?の音のように聴こえるので。

ぽこぽこと変な音でした。

 

音質的には、電源100VラインのLuxman M-300と電源200V->100Vラインのmarantz SM-5だとほぼ同等レベルのようなので、問題はなさそうです。

 

(12/8追記)

ちなみにダンピングファクターはそれぞれ8Ω時

Luxman M-300  120

marantz SM-5  300以上

marantz PM-11S2  100

ってことで、このあたりにPL100を鳴らせるかどうか関係あるかもです。

 

ただ、marantz PM-11S2の場合4Ωでも50あるんで十分鳴らせそうなんですが、だめなところを見ると他に原因があるかもしれないような気もします。

 


FIDELIX CERENATE

2012年12月12日 14時12分38秒 | ピュアオーディオ

パワーアンプの効果を知って以来どんなパワーアンプがいいのかいろいろ探してましたが、そんな中気になる製品を見つけました。

FIDELIXのCERENATEです。  

非常にコンパクトな筐体で、一昔前の外付けCD-ROMドライブ位の大きさですが、筐体のつくりはしっかりしており、デザインもいい感じです。

パワーアンプなので前面パネルは非常にシンプルですが、パワーアンプにヘッドフォン端子がめずらしい気がします。スピーカー接続をしなければA級ヘッドフォンアンプとしても使えるようです。

鳴らしてみて驚いたのがスピーカードライブ性能です。PL100もなんなくドライブしています。個人的に、アンプは大きくて重たいものがいい、という先入観をもってましたが、それを吹き飛ばしてしまうほどしっかり鳴っているように感じられました。

音質はアンプでの味付けをまったく感じないソースそのまま(実際にはプリアンプの味付け)のようです。

このアンプの特徴の1つにリモートセンシングによる正確なスピーカードライブがありますので、同軸ケーブルを用意して、リモートセンシングでの音質も確認してみました。

同軸3D-2Vケーブル

このケーブルをスピーカーターミナルにつないで音を聴くと、さらにクリアな音色に変わったように感じました。

ただ、アンプがあまりにソース機器に忠実なためか、UD-501とEvo DACの性能差がより顕著に感じられてしまうのがすこし残念な気がしました。

しかしパワーアンプとしては抜群の性能なので、しばらくはこの構成で鳴らしてみます。

 

製品情報 CERENATE

技術情報 リモートセンシングについて