(12/14追記)
オーディオショップでの視聴を含め、現状で"これ"と思って絞り込んだメーカーの音質の特徴を勝手に判断してみました。
marantz |
広がる音。低音より高中音がよく出る。スッキリと澄んだ音色。あまり癖がない音のような気がする。 |
Luxman |
まとまる音。高音より中低音がよく出る。低音の出方がすごく好み。味のある音。(やっぱり好みの問題かも) |
結論としては自分はLuxmanのアンプが好みのようです。ちなみに、今まで使ったことがあるLuxmanのアンプはALPINE/LUXMAN LV-105とLuxman M-300の2つのみですが。
ってことで最後にもう1台Luxmanのパワーアンプを試してみます。
(12/13追記)
数日間におよぶmarantz SM-5とLuxman M-300の試聴、および第3のパワーアンプFIDELIX CERENATEのそれぞれを試聴した結果、音質がもっともいいと思われるパワーアンプはLuxman M-300でした。
個人の嗜好によるところもあるでしょうが、音の傾向は以下のような感じでした。
marantz SM-5 |
気持ちよく広がってクリアな音。そつなくまとまっておりすっきりとした低音。 |
FIDELIX CERENATE |
高域から低域までソースに忠実。ただしソースの良し悪しまで忠実に再生。いいソースなら最も音がいいと思った。 |
Luxman M-300 |
押し出しの強い音。比較した機種の中でもっとも定位感がよかった。音がスピーカーから離れる感じ。しっかりした低音で全体的にやわらかな音色。 |
スピーカーがかなり過敏なので、穏やかなLuxman M-300が最も合うのかもしれません。
個人的にアンプはmarantz、ALPINE/LUXMAN、山水が好みなのでこうなったともいえますが。
なお、M-300で特定のシンセが木魚のような音に聴こえていた現象は、スピーカーケーブルをMonsterXPに変えたら直りました。
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marantz PM-11S2のコンプリートバイアンプで何とかまともに鳴りだしたMonitor Audio PL100ですが、もしかしたらパワーアンプなら単体でも鳴らせるのではないか?との疑問を持ったため、試してみました。
なおプリアンプにはmarantz PM-11S2を使ってます。
まず試したのは、Luxman M-300です。A級&AB級アンプです。骨董品ですね。古き良き時代のアンプ、っていうデザインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9f/76ee0e21dffd941e5f43b3713bbd6613.jpg)
ヘビー級ユニットのため設置が大変でした。特にトランスを積む後方がなんだかとってもヘビーでした。
鳴らしてみた感じ、明らかにPL100の音が違います。それも今まで聴いたことのないレベルで鳴っています。低域から高域までフラットに、しかも力強く鳴ってくれてます。
定位も抜群で、デジタル音源を鳴らしているとは思えない温かみのある深くて軟らかい音でした。
この音を聴く限り、PM-11S2のコンプリートバイアンプでもPL100を鳴らしきれてはいなかった感じです。
気になった発熱ですが、AB級モードで鳴らす限りは極端に熱くはならないようです。A級モードだとやばそうですが。
次にmarantz SM-5 Ver.2です。こちらはB級アンプで、今風なデザインがPM-11S2ともマッチする感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/4a/e9ba8bffcd9ce60d0decc3b730b7b995.jpg)
こちらも非常にヘビーでした。ただ、M-300と違って全体的に重いので若干設置は楽でした。
鳴らしてみると、PM-11S2のコンプリートバイアンプと比べて、若干低域がUPしている、といえなくもない感じはしますが、ほぼ変わりのない音でした。
単体でPM-11S2のコンプリートバイアンプレベルのスピーカー駆動力を持っている、ってところはさすが単体パワーアンプって感じですが、Luxman M-300を聴いた後だとやはり差は歴然、という感じです。
ってことで、システム入れ替えを行いました。
PM-11S2のコンプリートバイアンプを解除し、PM-11S2の1号機をプリアンプに、Luxman M-300をパワーアンプにすることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ec/74b6f6766ee6f01a50f6cf126e6ae211.jpg)
筐体がかなり大きいので、かろうじて入った、って感じですが、なんとかラックに入ってくれました。
とりあえずオーディオ機器は新しいものがいいとは限らない、ってところでしょうか。
【製品情報】
Luxman M-300 http://audio-heritage.jp/LUXMAN/amp/m-300.html
marantz SM-5 http://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/sm-5.html
marantz SM-5 Ver.2 http://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/sm-5ver2.html
(12/6追記)
Luxman M-300ですが、KRIPTONの電源BOX(PB-500II)と非常に相性がいいようです。ってことで、自室で家庭用タップとして使っていた電源BOXをオーディオ専用100VにつないでLuxman M-300に使用することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f1/abab7d37a8e763e715c2b1a4b0d03ce5.jpg)
(12/7追記)
結局こうなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a3/c3af4becfdb9cd8b43c3656f63e2c129.jpg)
なぜなら、Luxman M-300だと特定のシンセの音が木魚?の音のように聴こえるので。
ぽこぽこと変な音でした。
音質的には、電源100VラインのLuxman M-300と電源200V->100Vラインのmarantz SM-5だとほぼ同等レベルのようなので、問題はなさそうです。
(12/8追記)
ちなみにダンピングファクターはそれぞれ8Ω時
Luxman M-300 120
marantz SM-5 300以上
marantz PM-11S2 100
ってことで、このあたりにPL100を鳴らせるかどうか関係あるかもです。
ただ、marantz PM-11S2の場合4Ωでも50あるんで十分鳴らせそうなんですが、だめなところを見ると他に原因があるかもしれないような気もします。