なーんごくとーさをあーとにーしーて、というペギー葉山の歌で有名な高知のはりまや橋に来ました。
実は高知県に来たのは初めてで、私はこれで、沖縄県以外の県に全て行ったことになりました。県庁所在地にしては風情があり、路面電車が行き交うのを見るとホッと致します。
こんなお店もはりまや橋で見つけました。
小鳥店なんて、今では珍しいです。サントスインコ30000円なんてびっくり。
そして高知といえば桂浜と坂本龍馬
この銅像は、かなりの高さがありました。写真は上の方だけ写しました。おなじみ顔の龍馬様。日本人が最も好きな歴史上の人物です。
桂浜から見た海は外海。この海のずっと向こうには、強大なアメリカ合衆国があります。そんなことを思いながら、彼は海を見ていたのでしょうか。
幕末で奔走した人々を見ると、あの若さで、日本という国の行く末を本気で心配していたことが理解できます。帝国主義の時代、日本は1日も早く近代化を実現させなければ、列強に侵略される状況でした。当時の輸出産業は、蒔絵などの調度品、陶磁器ぐらいでしょうか?
江戸時代から日本人は識字率もそこそこあり、庶民レベルでもかなりの学力があったように思われます。
その中から生まれた、坂本龍馬。彼の尽力で、薩長同盟、大政奉還を成し遂げられました。これによって、明治政府ができて、日本が近代化へと向かうことができました。
よく勉強している後輩から聞きかじったことですが、幕末に若い人たちが明治維新を成し遂げた原動力は、実は江戸時代に、国学、関学などが発達していて、近代化を実現する元になる知識はここから生まれたのだと理解しました。また英語を翻訳する際に、的確な日本語を当てるという作業も、翻訳者が日本語をよく理解しているために、容易にできたのだと言うことです。
国が発展を遂げるためには、やはり、確かな知識の積み重ねが必要なのですが、果たして今の日本の教育はどこまでできているのでしょうか?
今の子供に対してどう教育すべきかを考えるのも必要ですが、私のように小さい頃にあまり勉強に真面目でない人間が、何歳になってもやる気になれば途中からでも学ぶことができるような教育環境を作る必要があるように感じます。
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