「ザ・スナイパー」

レイ（ジョン・キューザック）は元警察官で、今は体育の教師。妻が亡くなってから息子のクリス
（ジェイミー・アンダーソン）がどんどん自分から離れていきどんどん悪くなっていく。息子との絆を
深めようと、レイは息子を連れて森へキャンプへ出かけるが、そこでＦＢＩから逃れようとするプロの暗殺者
カーデン（モーガン・フリーマン）と出会ってしまう。正義感から彼を連行しようとするレイだったが
カーデンの仲間が追いかけてくる。彼ら一味はある重要人物の暗殺を任命されていたのだった・・・。


散々な評判を聞いていたので、期待せずに鑑賞＾＾
で、期待しなかったからか、楽しめました。
あれ～？そんなにつまんない？悪くないじゃんと思いました。
期待度ってのは、やっぱり面白いか面白くないか、どちらに
感じるかっていうのに大きく作用されるんだなぁ、とまたまた思ったりして(^^ゞ

ただ、この映画がみんなの期待を裏切ったのはこの邦題のせいですね。
全然"スナイパー"って感じの映画じゃなかったですから。
原題は「The Contract」で、契約とか協定と言う意味がほとんどで
”殺しの仕事”と言う意味もありますが、それにしてもスナイパーでは
ないでしょ、って感じ。

モーガン・フリーマンは悪役なんだけど、実はそんなに悪くない（？）という
人物を、すごく納得できる演技でいつものように上手く演じてたし、
ジョンキューはちょっと頼りないか？と思ったけど、結構的を得た
推理やら行動やらをしててこれまた彼らしい良い演技をしてました。
（でもちょっと影が薄かったか？！(^^;;) ）


特にモーガン・フリーマンがアクション・・とまでは行かないけど
今回は動く動く～！最近の映画では大御所というか、ボス的な役が
多かったので、あまり動かず会話で勝負みたいなのが多かったと思うんですが
今回は森の中を歩く、走る、・・でしたので、こんなに動いて演技してる
彼を見たのは久しぶりかも～、と思いました。

途中、彼がカップルの彼女の方に言う言葉があるんですが
それがラストの展開に通じて・・・＾＾そうなると思った～、と思ったけど
カーデンのお陰でレイは・・・でした(^ー^* )フフ♪

そうそう！レイの息子役の男の子が可愛かったです＾＾
他にまだ映画に出てないみたいですが、これからに期待♪

わかりやすい内容でしたし（ある意味ひねりが足りない？！(^^;;) ）
普通に楽しめる映画だったと思います。

個人的お気に入り度3/5