「ブルー・ストリーク」

仲間の裏切りで逮捕される直前、ダイヤモンド“ブルー・ストリーク”を建設中のビルに隠した
宝石泥棒マイルズ（マーティン・ローレンス）。やがて刑務所から出所したマイルズはダイヤを
回収しに向かうが、そこは何とロス市警になっていた。宝石を手に入れるため、マイルズは刑事を
装って警察署に潜入するが、彼の経験と知識は次々と事件を解決していってしまう。そして
ついには麻薬組織を相手にした大捕物に借り出されることに・・・。


なかなか面白かったです～♪
クスっという笑いがこみ上げてきたり、あ～ぁ・・・という苦笑もあり
マーティン・ローレンスのキャラクターが光ってたし、不本意ながら
偽刑事になってしまう彼ですが、そのときの相棒カールソンを
ルーク・ウィルソンが演じていて、これまた大ボケな可愛い役で、
すごく気に入りました～。

最初の泥棒のシーンでは、いったいこれからどうなるんだろう？と
ちょっとシリアスなムードも流れたし、同じくマーティン・ローレンスが
出ていた先日見た「ナッシング・トゥ・ルーズ」を思い出させるような
シーンもあったりして、ここで警備員が踊ったら、あの映画だわ、
なんてひとりほくそ笑んでましたが(^^ゞどんどんそこから
話しは展開していって、泥棒が警察署に逆潜入という、すごく面白い
設定だったし、彼がなまじ犯罪の手口に通じてるもんだから
次々と犯人をあげては手柄を立て、署内の人気も評価も
うなぎのぼりで痛快だったなぁ。

マーティン・ローレンスが出てる映画、これで３～４本目？だと
思いますが、これまで見た中でこれが一番面白かった♪
でも、このタイトル、ちょっと損してないかな～？
この邦題じゃ、一体何の映画かどんな映画かさっぱりわからないですもんね。

それに警察に逆潜入する前に、ピザ屋になって進入しようと
するんですが、そのときのマーティン・ローレンスの変装ぶりが、
これまた可笑しい＾＾
彼が聞く音楽もなかなか良くて、特典映像には音楽・ビデオクリップも
付いてたくらい。しゃべり方もビートが聞いてて、早口で、そのお陰で
余計にテンポ良く進んでいった感じもしたし、軽いお話だけど、
その分楽しめました。
　　
マーティン・ローレンス、そしてルーク・ウィルソンの魅力
たっぷりだったし、これは脚本も良かったんでしょうね～。
上にちょっと書きましたが、ルーク・ウィルソンは新米刑事で、
お惚けで頼りない・・、でもその天然ぶりがたまらなく良かった！
５回も試験を受けてやっと刑事になったばかりと言う設定で、
さらにIDカードを逆に入れてみたりスリ取られたり、
運転も制限速度を守り、黄色信号では止まるし(^^ゞ
でも、マイルズにどんどん鍛えられ（？）感化され、いい刑事（？）に
なって行くんですよね～(^ー^* )　そのあたりの２人のかけ合いが
面白かったなぁ。

ちょっと脱力系の愉快なポリス・アクション・コメディだったです。
それにラストはどう収めるんだろう？って思ったけど
いい感じのラストで、よしよし・・でした＾＾
個人的お気に入り度3/5

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