心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「シティ・オブ・メン」

2009-01-21 | 映画「さ」行
デッド・エンド・ヒルと呼ばれるスラム街の丘では、その縄張りをめぐりギャングの抗争が起こっていた。
ここで、幼い頃から本物の兄弟のように育った2人の18歳の青年、アセロラ(ドグラス・シルヴァ)と
ラランジーニャ(ダルラン・クーニャ)。アセロラは、2歳になる息子の存在によって父親としての
自覚が芽生え始める。一方父親を知らずに育ったラランジーニャだったが、長い間行方不明だった
父親を探し当てる。そんな中、ギャングの抗争に巻き込まれていく2人だったが・・・。


「シティ・オブ・ゴッド」から派生したこの映画とのことですし
以前から見たいと思っていたのに未見だったので、ゴッドの方を見てから
これを・・と思ったんですが、結局見ないままにこの映画を見ました。
ゴッドの方を見てないとこれはわかり辛いのかな・・って思いましたが
続編というわけでもなかったようなので、これはこれ、という感じで見ることができました。

こういう男同士(と言っても、まだ少年と言ってもいい二人でしたが)の
友情ものが大好きな私としては、その部分でとても満足。
ブラジルの貧民街とそこで暮らす人々(特に若者たち)の様子がかなり
リアルな感じで描かれていて、特にこの映画では二人の少年の友情と、
親子の問題、そして恋愛などが全面に出ていて、深みのあるとても良い映画でした。

アセロラとラランジーニャは幼なじみで、もう大親友なわけですが
そこにお互いの父親のことが絡んできて、えっ!そうだったの?!!
というところもあり、父親を求める二人の姿と、この問題を乗り越えた
友情の深さが上手く描かれていました。

こんなに過酷な環境の中なのに、たくましく(ならざるを得ないんだけど)
生きていく若者たちの姿が胸を打ちましたし、丘の上からの美しい風景と
貧民街のコントラストもとても印象的。
あの丘からの風景は、以前見た同じブラジル映画の「黒いオルフェ」を
思い出しました。

それに物語の中で、○○は黒人で・・と言う言葉があったり
出演してる俳優さんたちも、黒人と思われる人、インディオ系の人
そしてポルトガル系の白人などなど、様々な人種が共存して
暮らしてるんだなぁって事も改めて感じました。
それに映画の最初の頃に海岸に行くシーンがあるんですが、
そこでは、日本人女性を見て、手に入れたい・・と言う男たち。
でも、そこはボスが俺が・・ということになる。それを聞いていて
彼らにとっては日本人女性は高嶺の花なのか?と思ったりもしました。

ギャングの抗争がもっと描いてあるのかなと思いましたが
もっと一人一人の人間ドラマが描かれていて、より彼らに感情移入できたし
俳優さんたちの自然な演技もとても良かったです。
それに、ギャングのボスを演じたジョナタン・ハーゲンセンが
とってもかっこよかった~♪

空気の暑さと湿度も感じられるようなところもあったし
とっても良い映画を見たなぁ、と言う感じだったので
やはりこれは「シティ・オブ・ゴッド」を是非とも見なくては!です。
それにTVシリーズも見てみたいです。

個人的お気に入り度3.5/5

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
latifaさんへ♪ (メル)
2009-01-24 08:36:34
latifaさん、こんにちは~♪

わざわざ書き込み、どうもありがとうございます♪

そうでした、latifaさんのこちらgooの記事
フォント3でしたよね~。
昨日はスペイン旅行記を読ませていただきましたわ(^ー^* )フフ♪
(グラナダから2時間くらい?のところにある
ハエンという街に私の友達がいるんですが
来てね、と言われてるのに行けず・・
latifaさん良いなぁ良いなぁ~と思いつつ読ませてもらいました^^)
いつもコメント残さず申し訳ないなぁと
思いつつ読み逃げしております(^^ゞ

文字色は私のただの自己満足です(;^_^A
テンプレート変えたいなと思うたびに
あ~・普通に黒にしておけば良かった・・と
何度思ったことか。
でも、latifaさんのところも綺麗に、そして
スムースに移行出来てる感じですが、なにか
不具合がありましたか?
私は過去記事で、いまだフォントの〆を忘れてる記事が多々あり、サイドバー等々の文字サイズが3になってしまってて、なにやら妙なページがあります。
全部見直して、全部フォントの〆を行うのには
まだ時間がかかりそうです(^_^;)
テンプレート話^^ (latifa)
2009-01-23 20:03:08
メルさん、こんばんは~(^○^)
映画と関係無い話題で恐縮です・・・。ちょっとだけまたお話させてくださいな。
>記事、自分では普通のフォントでは小さすぎるので、フォントを”3”に変えて
 私もなんですよ!!(私のgooの方のブログ)
gooの何にもいじらないで入力される文字の大きさって、ちょっと小さいんですよね。
 それプラス、メルさんは茶系でまとめる目的で、茶色の文字色で書いていたのね~~☆
せっかく手間を長年かけてきたのにね・・・。
 色々とっても参考になりました。ありがとうです!
latifaさんへ♪ (メル)
2009-01-23 01:41:07
latifaさん、こんにちは~♪

そうそう、ニュースはオバマオバマですね~。
ここはアメリカか??って一瞬思うくらいですよね(^^ゞ
オバマ大統領の演説、起きてて生で聞いたんですが、同時通訳が入っていたので、ご本人の声が良く聞こえず(^_^;)先ほどyoutubeで演説をダウンロードしました♪
これからじっくり聞きたいなと思っていますが
いやぁあれを全部わかったらそりゃもう凄いでしょうが、わからないところも多々あり(^◇^;)
これからじっくりお勉強です(^_^;

で、この映画ですが、あの海岸での会話
latifaさんも気になったんですね。
自分がモテるはずがなくても(笑)まるで自分の
ことを言われてるように嬉しかったですわ(笑)
日本女性は高嶺の花~・・なんて心地よい響きなんでしょう(^^)v
ボスしか手に入れられない・・素敵!(笑)
あのボス素敵でしたし、ちょっとくらっといきそうです(^0^)/

シティ・オブ・ゴッド、是非是非見ますね~♪
凄く楽しみにしてるんです(^^)v

テンプレートですが、これ、すでにカスタムできるやつです。
12月の最初(?)まで、ずっと長~~~~~~い間、植物の中の”幹”という茶色系のを
使ってたんですが、さすがにすごく長くそれを
使っていたので、たまには変えてみるか~・・と
変えようと思ったら、もう自分の気に入るのではカスタムのしかなかったんですよ。
(以前のはカスタムじゃないやつでした)

すんなり移行できるかな~・・と不安だったんですが、思いの外簡単に、特に問題もなく変換できました。
ただ、サイドバーのフォントサイズがおかしくなってしまって、問い合わせはしました(^_^;)
それは私が記事を書いたときに最後にフォントを閉じるを入れ忘れてたからと判明。
前のカスタムじゃないのだったら、最後に
そのフォントの〆を行わなくても
記事の最初だけフォントを”3”にしておけば、サイドバーまでフォントサイズが”3”になってしまうことはなかったんですが、新たなテンプレはちゃんとフォントを閉じておかないと、サイドバーのフォントサイズまで影響することがわかりました。

記事、自分では普通のフォントでは小さすぎるので、フォントを”3”に変えて、カラーも
ずっと長く使ってきてた茶色系のテンプレに合うように、茶系の文字にチェンジして記事を書いてるんです。

で、(ごめんなさい、長くなってます(^_^;))
ながらくそのフォントとカラーで書いてきた記事を全部書き直すなんてことは絶対出来ないわけで、その文字色に合う別のテンプレで、しかも私が気に入った物・・というと、もうこれくらいしかなかったんですよ~。

以前の記事は、テンプレと似合わない色でも
もうこの際いいや、と思えれば、また別の選択肢もあったんですが・・。
もうちょっとこのまま茶色系の文字色が合う
テンプレにしておこうかな、と。
似合うので他の良いのが出れば、また変えるかも(^^ゞ

でも、凄く古い記事は、青系の文字で書いてる物もあるんです。それは最初の頃に使ってたテンプレが緑系というか青系だったので、文字色もそれで書いてたんです。なので、そのあたりまで古い記事に遡るとこのテンプレの色と同系色に・・という私の拘りは捨てております(笑)

最初っから黒で普通に記事を書いてたら、好きなテンプレが出たらそれに変えられたのになぁ~・・とちょっと後悔もしています(^^ゞ
Unknown (latifa)
2009-01-22 18:20:11
メルさん、こんばんはー!昨日からオバマさんのニュースでもちきりですね☆ メルさんは演説とか字幕じゃなくてストレートに解るんでしょう?いいなぁ~!!

>日本人女性を見て、手に入れたい・・と言う男たち。でも、そこはボスが俺が・・ということになる。それを聞いていて彼らにとっては日本人女性は高嶺の花なのか?
 あれ、やっぱり日本女性ですよね?^^ 日系人はモテるのかな?って、やっぱりちっと嬉しかったりする~~(^▽^)←別に日本女性みんながモテるわけじゃないけど、たまたま、あの女性が魅力的だったからなんだろうけど~。でもやっぱり嬉しいぞっ。 

メルさんのこの記事、写真が一杯あって、色々思い出しながら楽しく拝見しました。青い空と、汚いスラムの街との対比が印象的な映画でした~。シティオブゴッドも是非是非見てください!!損はしませんよ~(←って商人か?)

メルさんのこのブログは、もうテンプレートのカスタムっていうのかな?は、終わっているんですか?私のgooの方のブログ、最近カスタムしたら、色々崩れちゃってまいった~って状態なの・・・。このメルさんのテンプレートは文字の大きさとかも良いし、サイドバーのバランスも良くていいなぁ~。
ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メル)
2009-01-22 08:59:16
そう、私もゴッドの方を見てからじゃないと
楽しめないかな~・・・見てから借りるかな~・・とちょっと躊躇したんですが、どうしても見てみたくなって手が伸びちゃいました~(^^ゞ
そのお店にゴッドの方がなかったんですよね。
探せばあるかも?!
ゴッドの方が衝撃度が凄いらしいので
今度こそ借りて見ようとは思っています♪

私はこれしか見てないので、この映画でも
かなりの衝撃度があったし、貧困はこういう状況を生むんだよね~・・と切なくもなりましたが、主演の二人の友情、二人の父親のことなど
人間ドラマでもかなり楽しめましたので
是非ご覧になってみてください♪
sakuraiさんへ♪ (メル)
2009-01-22 08:49:14
ほぉほぉ!では私はラッキーでしたね(^^)v
先にゴッドの方を見てからの方が、こっちの
映画がわかりやすいのかな~・・見てから見ないといけないかな~・・と思いつつ
ついつい手が伸びて^^これ借りちゃったんですが、思いがけずこの順番で見た方がこちらが楽しめたってことですね。
ゴッドの方が凄い衝撃度なんですね。
確かにこの映画はもっとギャング&バイオレンスしてるのかなって思ったけど、結構おとなしめだったし(それでも衝撃はありましたが)、どちらかというと人間ドラマに重きがありましたもんね。
ではでは、期待しつつゴッドの方を今度見てみます~♪
いつものように的確なアドバイス、どうもありがとうございます

あ、そうそう「レンブラント・・」見ました~^^
sakuraiさんの去年のNO2なんですね。
もうちょっと気合い入れて見れば良かったかな(^_^;)
michiさんへ♪ (メル)
2009-01-22 08:36:37
そうでした、誰も警察なんかには届けませんでしたよね。
あそこはすでに無法地帯というか、あれが
日常茶飯事というか、ギャングが仕切ってた風がありましたね。
ほんと、仰るとおり日本はここまでなってないので、平和なのかも・・って思います。
やはり貧困がこういう状況を生むと思うので
日本はさすがにそこまでいってないのかな、って思う反面、どんどん不況になってきてる
この状況を考えると、いつ何時これに近い状況になるかもわからず、ちょっと不安だったりします。
でも、彼らはたくましくないと生きていけない状況だからなんですが、日本人の若者には絶対にないような生きていく力を持っていたように思いました。
観てなくてもOKなのね (ちゃぴちゃぴ)
2009-01-21 23:00:42
観たいなぁ~と思いつつ、シティ・オブ・ゴッド観てないしぃ…
と、借りなかったんですよ。
OKとのことなんで、私も借りて観よう。
そう思うと、ないんだろーねー(笑)
見る順番としては (sakurai)
2009-01-21 11:38:25
こっちが先の方が、「シティ・オブ・ゴッド」を楽しめると思いますよ。
楽しめるというのは語弊がありますが、あの衝撃は、並大抵のもんじゃないので。
あれに比べれば、ずいぶんおとなしいつくりだなと感じました。
監督も違いますしね。

それでも、なかなかの力作でしたね。死が目の前に迫り、身近にあると、その対極の生のエネルギーたるや、すごいなあと感じさせられました。

レンブラントもごらんになったのですね。
あたしの去年のナンバー2ですわ。
こんにちは (michi)
2009-01-21 10:15:59
TBありがとうございました。
半端じゃない暴力や殺人、焼き討ちを目の当たりにしながら
当事者は勿論ですが、街の人々も誰一人警察に訴えないことに驚きました。
そう思うと、まだまだ日本も平和なのでしょうか。