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人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

入院生活の思い出(3)

2006-09-15 | 人工股関節
 ★教授回診
 大学病院につきもの、ドラマ白い巨塔でおなじみの「教授回診」。私にとっては初体験。その朝は「回診の時はベットに座ってお待ち下さいね」と言われていた。
 夜なかなか寝付かれず、睡眠誘導剤を毎日もらっていたが、熟睡が出来ない。自分の部屋に先生方がいらっしゃるのは11時過ぎ、その頃になるともう眠くてしょうがない。
 いつの間にか眠ったようだ。気が付いたらお昼を過ぎていた。「あら?」「どうしたの??」「どうしたの?じゃないでしょ。気持ち良さそうに眠っていたから、先生方そっとしてあげましょって行っちゃったよ。」「☆ × ~ ・・」
 次の週の教授回診、きまり悪かったな~・・・。

★手術が怖い
 同じ股関節の患者さんから声をかけられた。今は検査入院だが、手術するかどうか迷っている、以前つらい思いをしたからどうしても決断がつかないのだそうだ。
 「前よりはだいぶ病院の環境や手術に対する考え方・技術が進歩して、全然怖いことなんかありませんよ」と自分の経験を話してあげたら、安心したのか「検査入院が終わったら、前向きに考えます」とニコニコしておっしゃった。
 あの方、どうしたかな~?

★リハビリ
 リハビリ先生はニコニコしながら、ギュッと力を込めてマッサージ。膝が九の字に曲がったままなかなか伸びず苦労した。でも、痛いときは「痛い!」といえば手加減してくれる。昔はそうでなかったな~。今は痛みに対しては患者の身になって考えてくれるような気がする。
 私の担当は研修生で、私はいわば実験台みたいなものだったかも。でも時間をかけて一生懸命にやってくださったし、階段の上り下り・筋トレ・退院後の注意事項など、自分でプリントを作ってくれて大変有り難かった。
 おまけに、手作りのヨンさま写真入り靴下シェードを作ってくれた。
 あの方、もうどこかの病院で理学療法士デビューしたのだろうな?