メキシコが抱える闇

ここへアップした映画「母の聖戦」はメキシコ北部の田舎の村。

娘が誘拐され、帰らなかった。

朝日では3回連載。この映画と似ていた。

昔、メキシコシティ舞台の映画「アモーレスペロス」は、

スラムの若者の様子。当時は、極貧だがここまでひどくはなかった。

06年以降、麻薬組織が強い力をもち治安の悪化が深刻に。

組織側が軍なみの装備で対抗、25万以上の死者が出て

年１０万人誘拐される。誘拐は当たり前のこと。

生還のケースはまれ、多くは麻薬密造要員として

誘拐される。女性は売春組織へもあるだろう。

抵抗すると殺害、集団墓地が全国で見つかっている。

新政権でも大きく変わることはない。人口12億。意外と多い。

女性への暴力は当たり前。今回、初の女性大統領になったが

今後、暗殺もありうる。

軍、警察の力もない。ある日突然、息子が帰宅しない。

何年もたつが捜査中としかいわれない。

北の拉致と似ている部分もある。

中国でも幼児の誘拐は年２０万だったか？日本はまだましだと感じた。