銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
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長野2

2013-08-26 | 
9時すぎにホテルを出て、長野電鉄、長野駅へ。終点は湯田中。



この電車、よくいえば古く味があるが、

駅も地下で、うらぶれている。でも地方都市なら普通か?

車両は二つあり特急は小田急線ロマンスカーの古いおさがり。



一つは元成田エクスプレスか?

駅の改札前はロビー?で椅子がかなりある。




それも昔の形。エアコンの効きもいまいちで薄暗く、
工事中でトイレは反対側にしかない。

ロビーに野菜など売っていたのは驚きで、

これはこの路線の小布施、須坂駅、新幹線長野駅も同様。

野菜、果物、卵、花、お菓子、手作りグッズ、

例えば女性のポーチ、小バッグ、へアピンなど地域の方の手作りグッズがおいてある。

すべて値は東京より安め。買っている人もいた。

私たちも帰りの長野駅でトマトを買った。

この長野電鉄の料金の高さについては、後日、

須坂で出会ったおじさんが、力説、いろいろ語ってくれたが、

この時は高いとはそれほど感じはしなかったし考えなかった。

小布施まで特急スノーモンキー号で、終点までも特急料金は均一で100円。


合わせて、700円くらいだったか、時間は、25分くらい、すいていた。

電車は須坂までは多いと一時間四本、湯田中へは二本と少ないが、

地方はこれが普通だろう。

仙台の仙石線、米沢、米坂線も同じようだった。

小布施に着き、駅でレンタサイクルを借りる。



駅舎においてあり、係りも駅のおじさん。果物を買う人。


おじさんは、切符などの駅仕事、野菜販売、レンタサイクルまで、

仕事が多いが空いているからできる。

降りた人は、数人でレンタサイクルを借りたのは私たちだけ。

気温はあがってきているが、ヒートアイランド現象はない。

畑、土が多いから気温があがっても、東京より涼しい。

まず北斎が天井画を描いた、古寺、岩松院へ走る。

子供が歴史大好きなので、旅は歴史優先。

久しぶりに地方でレンタサイクルだ。

15年くらい前に、軽井沢を自転車で回った記憶が蘇る。

車も少なく、人もいないので、すいすい走れ、気持ちがいい。

ほぼ平地、道も狭くはない。

茄子、りんご、桃などの樹を見ながら、畑の中を走り岩松院へ。



そう洞宗、北斎、小林一茶ゆかりの寺。

はたけの中にポツンと建っている。案内もほとんどない。


観光客は誰もいない。係りのおばさんが二人、

ガイダンスの音声をいれてくれ、それを聞きつつ座って北斎の天井画を見る。

以前は寝転んで見られたが、画の顔料が落ちるので、今は椅子でとなっている。

静かな木造のお寺、涼しい。

そこでも野菜、果物を売っていた、長野では当たり前光景?

北斎の絵は色彩が艶やかで濃く、イラスト風でもあった。

サイクリングを続ける。人はいない。

空と畑が広がるのみ。

保育園がポツンとある。

このあたりに小布施牛乳の工場があるはずと、みるが案内はない。

どこだろう?ネットで調べていたので、あってはいるが聞く人もいない。

と、畑の中に、もぐるようにおじいさんがいたので、聞いたら、わかった。

一分ほどのところ。

徒歩で行くとネットで見たような建物がある。平屋の小さい工場。


でも人がいない。売ってないのかな~

事務所があったので、入り、牛乳売ってますか、と聞くと、

多分社長の60代らしきおじさんが愛想良く、飲めるよ、

今、とってくるから、椅子で待ってて。

瓶を二本持ってきてくれた。冷たい小さめ瓶の牛乳だった。

味は、自然なもの。のみやすい。

どこからきたの?など聞かれ、東京と言うと、暑いでしょ、

小布施牛乳は戦後すぐ別の場所で創業、

小布施に移ってきたなど、話をしてくれた。

マークがついた瓶が欲しいというと、いいよ、ともらう。

天使のような?意味不明マークがおもしろい。
上の画像、かんばんにあるマークと同じ。

花瓶になる。

再び走り、北斎館へ。


このあたりが小布施唯一の観光地域、まあ人出がある。

混んではいないが。北斎館はモダンな二階建て。

肉筆画もあり、かなりの展示数、のんびりと見る。

お土産物屋も小布施は栗が定番なので、栗お菓子が多い。

レストランまで和食の栗ご飯がほとんど、朝はご飯だったので洋食をと~

一軒、都会っぽい洋食店があり、

行くと並んでいたが、少し待ち、ピザ、パスタを食べた。

お土産物屋に小布施牛乳を売っていた。

紙パックのものはスーパーにもあった。

老舗らしい酒屋もあった。たるがおいてある。



モダンなデザインの日本酒もあった。


狭い範囲だが、小布施少しだけの観光地化。

走っている途中に小さい宿、ペンション風もあったので、

ここに泊まれば、さらにのんびり過ごせるだろう。

何もないが自然はいっぱい。

駅へ向かっている途中で、栗の木を刈っているおじさんが見え、思わず、

あ!栗、といったら、

耳がいいおじさん!

持っていっていいよ、という。

栗の木の房を二つもらう。ホテルで撮ったくりの枝とはさみでわった中の実。
 

どこから?東京というと、自転車できたの?と(^O^)

ジョークだろうが、駅のレンタサイクルを知らないみたい。

たくさん持っていっていいよ、というが、イガイガなので、そうは持てない。

ケガしない程度の大きさをエコバッグにいれる、

また、きなさいよ、と言われた。

ありがとう。

栗が丘小学校の前を通り小布施駅へ戻る。

自転車を返すとき、駅のおじさんは、超過料金を少しサービスしてくれた。

帰りの電車を待つ観光客が10名くらい、

改札で桃を買ってる人もいた。おじさんが対応する。

電鉄内、レトロな飲み放題電車の広告。


長野行き電車を待ち、長野駅へ戻る。

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