アルティマの日々あれこれ

まもなくアラ還のオヤジと家族のエピソードです。

発表する機会がある教育

2015-01-25 | 家族
昨日、娘アンコの学校では自分たちが行事や授業などで調べた結果の発表会があり、出かけてきました。

一年生から六年生まで、各クラスでグループごとに簡易ブースを造って、聴衆者が集まったら、その都度発表する形式で行っていました。
聴衆者は学年を問わない在校生と父兄。

娘アンコのグループは、行事で行った「みそ造り」の手順や熟成時の注意事項をまとめた内容であった。
その他のグループは、「みそ造り」で使用する大豆の育成方法、ハーブの育成方法など。

内容の発表後に、質疑応答の時間があるので、必ず質問をして子どもたちがどこまで答えられるか、楽しみにしている。
娘アンコとは異なるクラスの「大豆の育成方法」の発表で、大豆に至る工程で「枝豆の状態」の写真を見せてくれたグループがあった。
その発表後に「枝豆の状態で試食をしたのか」と質問した。これに対し、「枝豆の状態では試食していません。大豆を作る目的のため」と回答してくれた。
理由を含む回答であり、ちょっと予想していなかった内容であったため、回答内容に感動して「鳥肌」が立ってしまい、一緒にいた嫁リコに「素晴らしい回答で感動しちゃった!」と会話し、嫁リコもうなずいていた。

自分が小学生の頃は、夏休みの自由研究で作成した作品に対する工程などをクラス内に発表する機会があったが、クラスや学年を超え、また父兄まで聴いてもらえる機会はなかった。振り返ると正式な発表の機会は、大学の卒業論文の内容を発表したときになる。社会人になってからは、製品や仕様のレビューなどを数多くしてきた。
発表を数多くすることで、調査内容や方法から発表内容(資料作成)などのまとめ方や作成方法を学べるので、将来に役立つ教育だと思う。

子ども達の発表内容は、少しずつ深く掘り進められ、成績表で図ることができない成長の状況がよくわかるので、年々楽しみな学校行事です。