思うこと

2010-02-03 23:57:23 | Weblog
今日ニュースで、「AR」って慣れない単語を初めて耳にした。
便利なツールらしい。
…んだけど、いらない、って思った。

ヒトは便利なものを開発し続けて、どこまでいくんだろう。
「人類」って長いスパンで見た時、便利さを追求することは果たしていいことなんだろうか。

凡人の独り言です。
サラッと聞き流して下さい。

積み木購入するに当たって、まひろの背中を押してくれたもの、それは、
「今の子どもたちは、感覚を働かせて微調整する機会が極端に少なくなっている」というもの。
感覚が働かない→手加減が分からない、に繋がってしまう。
積み木は1ミリずれると崩れたりするので、感覚を育てるのにもいい、と。。

今は何でもスイッチひとつでできてしまう時代。
おままごとの時、りくまるがコンロの火を、IHのボタン押す振りをしていてビックリしたことがある。
きっとガスコンロの火の微調整なんてできないだろう。
それから入浴中に石鹸を持たせた時も、その滑るのに大笑いしていて、
今の子どもたちって、固形石鹸の泡立て方を知ってるのかな、と思った。
濡らすとツルッと滑ってしまうこと。
冷たい水だと泡立ちが悪いこと。
私たちが子どもの頃には当たり前にあった出来事が、今の子たちには体験しづらい環境になっている。
これはちっぽけな事例だけれど、他にも、
ワンクリックで化合物が分かるから、学生の推測能力が落ちている…と化学専門の社員さんが話していたりした。

便利さを追求することは、人間の色々な能力を低下させるんじゃないだろうか。
だからといって、原始時代みたいな暮らしがいいとは言わないけれど。。
もっと便利に、もっと便利に…
そうして行き着く先は何なんだろう?
便利でいいね!って、何でも単純には喜べないまひろでした…。

そんなこと、考えたことないですか…?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿