歳の暮れに考える。。。

2011-12-30 23:55:01 | 日記

わざわざ年末にする話ではないんだけど。
今年は全国的にもいろいろあったからいいかな。。

世の中、不公平ですよね。
いや、不公平なものですよね。
悲観的な言い方ですが、最近それを肯定的に捉えている自分がいます。

12月半ばに、知り合いが亡くなりました。
理由は、癌。
骨肉腫から始まって、転移して、直接の死因は筋肉腫だったそうです。
まひろはそこまで親しかったわけではなく、
闘病のために退職する前に、休憩中何度かおしゃべりをした程度でした。
でも妙に彼女に思い入れがあったのは、、、同い年だったから。

33歳って、「もう歳だわ~」なんて言うくせに、
細胞レベルでみればまだまだ若いんですよね。
原因不明の激痛から始まった彼女は、最初の発見が遅れて。
抗癌治療もなかなか合うものがなくて。
それでも1年はもったんだよね。
この夏、職場の納涼祭にも松葉杖を突きながら顔を出してくれて、
そのときの笑顔と、前向きさで、きっと治ってまた戻ってくるだろうと思ったんです。
精神的にも肉体的にもつらいだろうに、でもこんなに頑張ってる。
治るに決まってると思い込んでいた。

でも報われずに逝ってしまった。
やるせなくて、切なくて、ただただショックで。
「あんなに頑張ってたのに、なんで?」・・・。

そのとき母から聞いたのが、『定命(じょうみょう)』という言葉でした。
結婚2年目の、33歳の彼女が亡くなったのは、そう決められていたから。
一言で済ますのは虚しいけれど、それしか諦めがつかない。

人の人生ってもしかして、自分で決められることなんてないのかもしれない。
人生の岐路で悩んで悩んで決めたって、
サイコロ振って決めたって、
それはそうなるべくしてなった結果なのかな、と。
だからといって努力がいらないという意味ではなくて。

人生において、選べないことってたくさんある。
自分で選んだつもりでも、実は神様や宇宙があらかじめ用意していただけなのかも、とか思ったりして。
知人の死から飛躍してるように思われるかもだけど、
つらいとき、しんどいとき、自分の人生を呪ってしまうようなとき。
そうなったのはあなたのせいじゃないよ、って思うのです。
いや、そう思うことで、とても楽になれるよ、と。。

だから世の中、不公平なのは仕方ない。
「もしも、、、、だったら」って考えるのはきっと無意味。
神様(かどうか分からないけど)が決めた人生のなかで、
真っ当に生きていければ、それだけでいいんじゃないかな・・・。

・・・と、最近よく思います。
不愉快になった方がいたらごめんなさい


今日のおまけ

「ハッピーセット食べたい」というりくまるのランチ at マック
おもちゃはポケモンのレシラム。
ホントはビクティニがよかったらしいんだけど、もう終わってました


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