月曜火曜の連休で、TIAREさん と荘川水系に行って来ました。
朝3時半に出発し、土曜日から連続で荘川入りしている 240Gさん と、いちさん のお二人が泊まっている民宿へ7時頃到着しました。
1年ぶりに240Gさんといちさんに再会し、早速出かけることになりました。
しかし、昨夜から降り続いた雨で本流は水位が高く濁りが出ています。
最初に予定していた渓流は林道も悪く、増水すると危険なので他の川にすると240Gさんから告げられ、少しホッとしました。この2人の釣りに対する情熱からすると、どんな状況でも行くとか言い出しかねないと思っていたので...^^;
そして240Gさんの車の後についていきます。目指す川は一般の観光客も普通に入れる舗装路で安心しきっていたのですが、途中から何故か未舗装の林道に入っていきます。林道入り口では、いちさんにお約束の入山料を請求されました。
沈下橋(帰りの写真です)
しばらく行くと欄干のない橋が現れました。下は濁りはないものの、増水した川が勢いよく流れています。
沈下橋は遠山にもあって慣れているのですが、この状況でこの橋を渡ってしまうと万が一増水して帰れないこともあるんだろうなぁなどと若干不安に...
そしてさらに林道を上がると崖崩れの跡をブルドーザーで慣らしただけの怖い林道を通りました。
左側は山崩れ、右側は奈落の底。やはりこのキケンな2人組についてきたのは間違いの元?
危険箇所を過ぎると、今度は安心感のある良い林道になりました。
林道で無敵の240Gさんの車
入渓点に着き、240Gさんといちさんは下流に入るという事で別れました。
ここを降りていけばいいよ^^と240Gさんに言われた道はどうやら昔の林道の跡のようでしたが、倒木があったりボサがあったりで川へ降りるのは少し難儀しました。
今年は各地でくまが暴れまくっているので、TIAREさんと鈴をチリチリと鳴らせながら進みます。
これ以上増水しないといいけど..
なんとか川へ降りると、右岸がガレていて荒れた印象です。
雨も結構ひどく水位は平水よりも10cmほど高くて不安でしたが、渡渉できないほどでもなさそうでした。
増水したら逃げ場はなさそうですが、まあ天気予報では昼頃に雨も止むという予報でしたのでそれに期待して遡行することに決めました。
全く未知の川で地図がないのが一番の不安でしたが、ガーミンGPSを持っていたことを思い出して少し気が楽になりました。
また、ガレていたのは入渓点だけで、あとは自然が素晴らしい安定した渓相でした。
その後しばらく釣りあがりますが、全く反応もなく魚も見えません。
いちさんと240Gさんの情報では、前日まではどの川もひどい渇水状態で、かなりシビアな状況だったというので半分あきらめながら進みます。水位も上がっているから良いはずなんだけどなぁ..
美しい渓流
すると突然、流芯から尺を超える魚が毛バリにアタックして来ました。
ガツンと手ごたえがあったのですが、針に乗りませんでした。片手では握れないほどの横っ腹が見えたので残念でなりません。
魚がいることが分かると俄然やる気がでますね^^
しばらくすると反応がありイワナが顔を出しました。
本日初イワナ
小さいかなと思っていたのですが、意外とよい引きで、計ってみると29cmありました。
行程の半分位のところで12時になったので、そこでお昼にしました。
その頃になると、予報どおり雨は少し小降りになってきており、そろそろレインジャケットを脱いでも良さそうな感じになってきました。
ここまでなかなか渋かったですが、ドライフライにも反応するようになってきて、だんだんと活性が良くなってきているように思えました。
すると、予想通り2匹目が反応しました。
25cmイワナ
この川だと25cmでも小さめに感じてしまいます^^;
さらにしばらく行くと、1つめの堰堤が見えて来ました。
丸穴の開いた堰堤
TIAREさんが堰堤の左側、自分は右側を攻めてみることになりました。
沈んだ木の枝の前に25cm位の魚が見えたので、そっと毛バリを送り込んでやると、違うやつが飛びついて来ました。一瞬、お前じゃないよ~と思ったのですが、ん??こちらのほうがかなりデカそうです。
大物がいそうな雰囲気
木が邪魔で取り込みが難しそうでしたが、振り込む前に足場を確認しておいたので慌てずに済みました。
去年、堰堤で尺を掛けてバラしたのが良い経験になっています。
魚が弱るまで充分に走らせ、浅いところまで誘導して取り込みました。
31cmイワナ
TIAREさんの見ている前で、去年の二の舞とならず良かったです^^;
1匹目の魚とは2cmしか違いませんが、尺を超えるとさすがに体高もあり迫力が全然違いました。
一息ついて堰堤の反対側を見ると、TIAREさんもいいサイズが出たようです。
笑顔のTIAREさん
さてこちら側の堰堤にはまだ25cmほどの魚が見えたので、毛バリを流すと二度ほど毛バリを咥えたのですが、残念ながら針がかりしませんでした。
その後あきらめて堰堤を巻こうとしたら、また1匹やる気のありそうな魚が出てきたので、TIAREさんにチャレンジするよう薦めると、さすが1発で仕留めることができたようです。
上の堰堤が見えてきた
先ほどの堰堤を巻いてみると、その上はお決まりのゴーロになっており、さらに先に退渓点である2番目の堰堤も見えました。
ただ残念ながら、この区間では全く1度の反応もなくあっけなく終わりました。
上の堰堤から林道まではすぐでした。
車に戻ると、いちさんと240Gさんの、この上流で少し遊んでくるとの書置きがありましたが、着替えたりしているうちに、すぐに戻って来ました。
おなじように渋かったようですが、2人ともなかなかの釣果だったようです。
この時点では、まだ3時でしたので、もう少し下流で竿を出してみることになりました。
広々とした本流
こちらは、広い川で毛バリが気持ちよく振れます。雨がやんだので、すっかり平水に戻っていました。
それに横に一般道が走っているので、安心です。
フライマン3人組
この区間ではみなさん釣ったようですが、自分だけ釣れませんでした。
一度かかったのですが、なぜか穂先からラインが外れて、魚ごとさようならという悲しい結末でした。
また途中でTIAREさんの靴底のフエルトがはがれてしまい、明日の釣りが難しい状況でしたが、券を買ったお店に奇跡的にボンドGクリアがあって事無きを得ました。
この後、民宿へ戻り2日目に備えましたが、毛バリに魚が出る夢ばかり見て、そのたびに起きてしまったのであまりしっかりと寝ることができませんでした^^;
2日目に続く。。
朝3時半に出発し、土曜日から連続で荘川入りしている 240Gさん と、いちさん のお二人が泊まっている民宿へ7時頃到着しました。
1年ぶりに240Gさんといちさんに再会し、早速出かけることになりました。
しかし、昨夜から降り続いた雨で本流は水位が高く濁りが出ています。
最初に予定していた渓流は林道も悪く、増水すると危険なので他の川にすると240Gさんから告げられ、少しホッとしました。この2人の釣りに対する情熱からすると、どんな状況でも行くとか言い出しかねないと思っていたので...^^;
そして240Gさんの車の後についていきます。目指す川は一般の観光客も普通に入れる舗装路で安心しきっていたのですが、途中から何故か未舗装の林道に入っていきます。林道入り口では、いちさんにお約束の入山料を請求されました。
沈下橋(帰りの写真です)
しばらく行くと欄干のない橋が現れました。下は濁りはないものの、増水した川が勢いよく流れています。
沈下橋は遠山にもあって慣れているのですが、この状況でこの橋を渡ってしまうと万が一増水して帰れないこともあるんだろうなぁなどと若干不安に...
そしてさらに林道を上がると崖崩れの跡をブルドーザーで慣らしただけの怖い林道を通りました。
左側は山崩れ、右側は奈落の底。やはりこのキケンな2人組についてきたのは間違いの元?
危険箇所を過ぎると、今度は安心感のある良い林道になりました。
林道で無敵の240Gさんの車
入渓点に着き、240Gさんといちさんは下流に入るという事で別れました。
ここを降りていけばいいよ^^と240Gさんに言われた道はどうやら昔の林道の跡のようでしたが、倒木があったりボサがあったりで川へ降りるのは少し難儀しました。
今年は各地でくまが暴れまくっているので、TIAREさんと鈴をチリチリと鳴らせながら進みます。
これ以上増水しないといいけど..
なんとか川へ降りると、右岸がガレていて荒れた印象です。
雨も結構ひどく水位は平水よりも10cmほど高くて不安でしたが、渡渉できないほどでもなさそうでした。
増水したら逃げ場はなさそうですが、まあ天気予報では昼頃に雨も止むという予報でしたのでそれに期待して遡行することに決めました。
全く未知の川で地図がないのが一番の不安でしたが、ガーミンGPSを持っていたことを思い出して少し気が楽になりました。
また、ガレていたのは入渓点だけで、あとは自然が素晴らしい安定した渓相でした。
その後しばらく釣りあがりますが、全く反応もなく魚も見えません。
いちさんと240Gさんの情報では、前日まではどの川もひどい渇水状態で、かなりシビアな状況だったというので半分あきらめながら進みます。水位も上がっているから良いはずなんだけどなぁ..
美しい渓流
すると突然、流芯から尺を超える魚が毛バリにアタックして来ました。
ガツンと手ごたえがあったのですが、針に乗りませんでした。片手では握れないほどの横っ腹が見えたので残念でなりません。
魚がいることが分かると俄然やる気がでますね^^
しばらくすると反応がありイワナが顔を出しました。
本日初イワナ
小さいかなと思っていたのですが、意外とよい引きで、計ってみると29cmありました。
行程の半分位のところで12時になったので、そこでお昼にしました。
その頃になると、予報どおり雨は少し小降りになってきており、そろそろレインジャケットを脱いでも良さそうな感じになってきました。
ここまでなかなか渋かったですが、ドライフライにも反応するようになってきて、だんだんと活性が良くなってきているように思えました。
すると、予想通り2匹目が反応しました。
25cmイワナ
この川だと25cmでも小さめに感じてしまいます^^;
さらにしばらく行くと、1つめの堰堤が見えて来ました。
丸穴の開いた堰堤
TIAREさんが堰堤の左側、自分は右側を攻めてみることになりました。
沈んだ木の枝の前に25cm位の魚が見えたので、そっと毛バリを送り込んでやると、違うやつが飛びついて来ました。一瞬、お前じゃないよ~と思ったのですが、ん??こちらのほうがかなりデカそうです。
大物がいそうな雰囲気
木が邪魔で取り込みが難しそうでしたが、振り込む前に足場を確認しておいたので慌てずに済みました。
去年、堰堤で尺を掛けてバラしたのが良い経験になっています。
魚が弱るまで充分に走らせ、浅いところまで誘導して取り込みました。
31cmイワナ
TIAREさんの見ている前で、去年の二の舞とならず良かったです^^;
1匹目の魚とは2cmしか違いませんが、尺を超えるとさすがに体高もあり迫力が全然違いました。
一息ついて堰堤の反対側を見ると、TIAREさんもいいサイズが出たようです。
笑顔のTIAREさん
さてこちら側の堰堤にはまだ25cmほどの魚が見えたので、毛バリを流すと二度ほど毛バリを咥えたのですが、残念ながら針がかりしませんでした。
その後あきらめて堰堤を巻こうとしたら、また1匹やる気のありそうな魚が出てきたので、TIAREさんにチャレンジするよう薦めると、さすが1発で仕留めることができたようです。
上の堰堤が見えてきた
先ほどの堰堤を巻いてみると、その上はお決まりのゴーロになっており、さらに先に退渓点である2番目の堰堤も見えました。
ただ残念ながら、この区間では全く1度の反応もなくあっけなく終わりました。
上の堰堤から林道まではすぐでした。
車に戻ると、いちさんと240Gさんの、この上流で少し遊んでくるとの書置きがありましたが、着替えたりしているうちに、すぐに戻って来ました。
おなじように渋かったようですが、2人ともなかなかの釣果だったようです。
この時点では、まだ3時でしたので、もう少し下流で竿を出してみることになりました。
広々とした本流
こちらは、広い川で毛バリが気持ちよく振れます。雨がやんだので、すっかり平水に戻っていました。
それに横に一般道が走っているので、安心です。
フライマン3人組
この区間ではみなさん釣ったようですが、自分だけ釣れませんでした。
一度かかったのですが、なぜか穂先からラインが外れて、魚ごとさようならという悲しい結末でした。
また途中でTIAREさんの靴底のフエルトがはがれてしまい、明日の釣りが難しい状況でしたが、券を買ったお店に奇跡的にボンドGクリアがあって事無きを得ました。
この後、民宿へ戻り2日目に備えましたが、毛バリに魚が出る夢ばかり見て、そのたびに起きてしまったのであまりしっかりと寝ることができませんでした^^;
2日目に続く。。
ただ、三年前の大雨でかなり渓相が変わってしまったことが残念なんですけど。
災害が起きない程度の大雨がほしいところですね。
それでは、あの川が例の毛虫の川なんですね。お気に入りの区間を釣らせていただいて、ありがとうございました。
しかし、本当に魚影が濃くてサイズもデカい、素晴らしい川でびっくりしました。
先日はおせわになりありがとうございました。
民宿前の川は、ちょっと気になっています。渓相的には、抜群ですね。
放流魚でも問題ありません。釣りまくりたいです^^
1匹のありがたさをかんじる釣行になったのはボクさけかもしれません・・・(汗)
3泊うらいしたい・・・
今回はなかなか渋かったですが、楽しかったですね^^
魚はいるので、雨が降ってそこそこ水量が増えればよい感じになるのではないでしょうか。
次回またリベンジですね。