にほんブログ村 議員定数について以下の表にまとめてみました。また、参考までに上限定数の値を人口区分の最大値で除した値も付け加えてみました。
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人口区分 |
上限定数 |
上限定数/人口区分(最大値) |
2千未満の町村 |
12人 |
165.6人 |
2千以上5千未満の町村 |
14人 |
357.1人 |
5千以上1万未満の町村 |
18人 |
555.5人 |
1万以上2万未満の町村 |
22人 |
909人 |
5万未満の市及び2万以上の町村 |
26人 |
1923人 |
5万以上10万未満の市 |
30人 |
3333.3人 |
10万以上20万未満の市 |
34人 |
5263.1人 |
20万以上30万未満の市 |
38人 |
7894.7人 |
30万以上50万未満の市 |
46人 |
10868.5人 |
50万以上90万未満の市 |
56人 |
16071.4人 |
90万以上130万未満 |
64人 |
20312.5人 |
130万位所170万未満 |
72人 |
23611.1人 |
170万以上210万未満 |
80人 |
26250人 |
210万以上250万未満 |
88人 |
28409.1人 |
250万以上 |
96人 |
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表からもわかるように市町村の人口の規模が大きくなればなるほど議員定数および議員一人当たりの人口は増加します。この数値はあくまでも定数の上限値や人口区分の最大値を示しているものであり、数値そのものに特に大きな意味はありません。議員定数の適正規模となる標準値が示されているわけではなく、実際には各市町村議会この上限値を超えない範囲内でそれぞれ条例により定数を定めています。近年の市町村合併の有無、財政状況、周辺市町村の動向等により状況は異なるものの、多くの市町村において地方自治法における上限の定数を下回る条例が策定されています。
上里町議会の定数14が多すぎるというご指摘かと思いますが、上限値からみればかなり少ないということになります。住民の皆さんのご意見をより反映させるには定数が多い方が理論的には正しいと思います。人口の多い自治体と比べるのは難しく、比較対象としては人口規模が同程度の自治体が適当かと思います。
昨年の改選時まで、欠員2のため12名で議会を構成していましたが、特段支障はなかったので、上里町議会議員の定数については12名でもいいのではないかと感じております。
通称認定については明日、記載いたします。
ということは極論言えば1人でも構わないんですよね?
26人の上限値に対して14人が適正か否か?
同規模自治体と比較して…とありますが、私見としては議員がやるべき仕事量かなと思います。
議員の仕事って町議会が真っ先に思いつきますが、他にどんな仕事がどれだけありますか?
議員がやる全体の仕事量、それに対してどれだけ人数が必要か?
たとえば26人居なければ町政に影響する仕事を14人で回しているのであれば、定員を増やすか賃金を増やす必要があると思います。
逆に10人でも問題ないのであれば定員を減らすか、1人あたりの仕事量に見合う賃金体系である必要があると感じます。
記事中に12人でも支障なかったとのことですが、その辺の提言をするのは難しいものでしょうか?
コメントありがとうございます。
議員の仕事としては本会議や委員会、全員協議会、各種審議会・協議会の委員としての会議の出席、一部事務組合の議員としての議会・全員協議会出席、各種視察及び研修会出席、関係諸団体の会議・総会・懇談会等への出席、地元や関係団体の要望・陳情活動のお手伝い、日々の情報収集活動(役場内、狭い意味での地元、町全体)、各種情報などの広報などなど、数え上げればきりが無くなってしまいます。
これらを各議員がどの程度こなすかはそれぞれの判断でありしノルマもある訳でもありません。
もしかしたら当選した後は全然活動していない議員がいるかも知れません。(目に見える尺度としては一般質問の登壇回数などがわかりやすいかと思います。)
もちろん、やろうと思えば1年365日専業でやっても仕事はあります。
しかしながら私のような子育て世代の議員が町議会議員で活動していくには他の生業を持たなければ家庭が崩壊してしまうというのが現状です。
議員の仕事量全体についてもはっきりしないという部分もありますし、町民が町議にどこまで求めているのかという部分も検討する必要があるかも知れません。
ということですが、12人でも私はいいと思っておりますし実際、3月からは13人となっています。
議員定数削減については今後の推移を見ながら、検討していきたいと思います。