上里町議会議員 納谷克俊 『変革のチャレンジャ-』活動日誌

50歳、町議会議員が上里町の情勢や、関連団体、所属団体の活動内容を報告します!

27日の全員協議会より①東日本大震災について

2011-04-29 23:58:52 | 震災関係

henkaku_をフォローしましょう

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
↑ランキング参加しています。クリックお願いいたします。

27日におこなわれた議会全員協議会の報告を順次おこなっていきます。

議題が多かったため、数回にわたっての報告になりますが宜しくお願いします。最初に東日本大震災関連から報告いたします。

はじめに町関連の義援金についてですが4月26日現在、上里町社会福祉協議会の取りまとめによると総額13,185,081円となったそうであります。この金額の中には区長会を通して各家庭にご協力頂いた約820万円、役場に設置された募金箱の約32万円も含まれています。

 

次に計画停電実施に伴う節電による各種町施設の夜間利用の制限ついてです。

東電による計画停電原則不実施に伴い夜間の利用を制限していた各学校の体育館や町民体育館、多目的スポーツホール、各公民館、コミセン、ワープ上里などの公共施設の夜間の利用が5月1日から6月末までの間、使用できるようになります。

電力消費量が多くなる7月以降については、状況によって検討するとのことであります。なお、電力消費量の多い上里中の夜間照明については使用再開についての検討をおこなっているところであります。

 

続いて避難所の状況についてですが、町では老人福祉センターかみさと荘を避難所として開放いたしましたが、問合せはあったものの現在までのところ実際に避難されてきた方はおられません。当初の予定通り4月いっぱいで避難所は閉鎖とし、5月2日から老人福祉センターとして通常営業いたします。

避難所を利用される方はおられませんでしたが、町には親戚などを頼って避難されてきている方はおります。そのような方々に対して町内各所から住居提供の申出があります。内容についてはアパートを6カ月間無償提供いただけるとか町を離れて他所に住まわれている方が町内に所有する戸建住宅を1、2年無償で提供していただけるなどありがたいかぎりです。町では実際に3月末に福島から避難されてこられた方にアパートの紹介さされたそうです。

 

最後に被災地の支援についてですが、人的支援としては職員の被災自治体への派遣があります。主に罹災証明の発行などの業務をおこなうことになるかと思われますが、4月8日に職員派遣の以降調査をおこなったところ1名の方が希望をされ、もう一人の方が詳細の問合せをされているとのことであります。全国の町村でも約600人の職員が派遣の意向調査で行ってもいいと答えており、町村役場職員の意識の高さを感じられました。

しかしながら現在までに実際に派遣された職員はおりませんが、町村会を通して総務省で調整をしているとのことであります。

物的支援についてですが、町では埼玉県の基準に基づく物品については役場でお預りして県の集積場所である熊谷ドームに届けております。しかしながら4月22日に県より集積場所が満杯となったため、しばらく受け付けないでとの連絡あっため、現在では一時受け付けておりません。

今後の状況によってはまた受付ることになるかと思われますので、方針が固まり次第ご報告致しますので宜しくお願い致します。