今回のマレーシアショートクルーズで乗船したのは、サファイアプリンセス。姉妹船のダイアモンドプリンセスと共に、日本の長崎県で造船された船。出来上がった当時最大級の11.5万トン。乗客定員は、2500人程度。今回も、まあそこそこ満室に近かったのでしょうか。乗客は多いな、という印象だった。
＜設備＞大型船らしく、室内プール、屋外プール、数か所のラウンジ、ふき抜けのアトリウム、４か所のメインダイニング等、設備はとても充実している。ゴルフリンクスという場所が、ただカップが切ってあるだけの緑のだだっ広い空間だったのは、ちょっと残念だった。劇場などを含め、船内は、全体的にシックな雰囲気に仕上がっていて、好みの感じだった。
＜船室＞インサイドの部屋だったので、特筆すべきことはなく、広さもごく普通。アメニティも、必要にして十分な感じであった。クリーニングやターンダウンなどのサービスは、とてもよいタイミングでやってくれてうれしかった。
＜食事・お酒＞メインダイニングの食事は、イタリアンベースということで、前菜の後のメインは、第一の皿（パスタ）、第二の皿とイタリアンのコース風になっていた。またピザスタンドも充実していた。プールデッキには、ピザスタンドだけでなく、アイスクリームバーがあった。スタッフに言って作ってもらうのだが、普通のソフトクリームは無料。それ以外に有料の豪華なアイスクリームも注文可能だった。食事は、とても美味しかったが、やはり食のセレブリティと言われる、セレブリティには一歩かなわずといった印象。アジアクルーズということで、バフェレストランでは、中華、インド料理なども並べられていた。今回は、バーやラウンジに、あまり行く機会がなかったのが残念だった。
＜ショー・エンターテイメント＞ショーは、歌中心ラスベガススタイルのショー、ミュージックショーだったが、出演人数も多く、そこそこ見ごたえがあった。今回は、ショートクルーズだったため、名物のシャンパンタワーはなく、残念だった。その代わり、フェアウェルの風船割りを見ることができた。前半区間に乗れば、シャンパンタワーイベントを見ることができたのかもしれない。航行中のイベントとして、フラダンスレッスンに参加したが、とても楽しかった。航行中のイベントは、ほかにもたくさん開催されていた。
＜その他＞アジア配船ということもあるのだろうが、クルー、エンターテナーの中に、日本人も数人いた。ショーに出演した日本人の歌手も素敵だった。
