Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

ワイルド・カントリ-『ヘリウム/カラビナ』 又、自主的リコ-ルの情報

2012-12-11 18:34:25 | Weblog

初期、市販時にも一度『リコ-ル』があった『ヘリウム』が2012年度、製品に欠陥が存在するとの情報。サイズ、重量的にアルパィン&アイスクライミングでも使い易いので、入荷時に20個ほど、其の後の購入追加を含めると30数個は使用しているので、今夜にでもリコ-ル品が混入していないかを確認。


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6 コメント

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AIかWI化、等の条件で (next dream)
2013-01-28 12:43:51
10数年前の名称変更前の『統一ガイド組織・研修』での八ケ岳にて実施した、プロテクション実験や、個人的に行った氷瀑/氷柱での各種プロテクション条件での実測・体験実験などのデ-タ-からも、各種情報も総合して、基本的な技術項目に関して、各国プロガイドは一定の基準を有していますが、簡略、簡単に技術面を紹介するのは難しく、又、何らかの機会に詳細な情報を御知らせしたいと思います。氷柱状、それに近い形成過程や氷質状態では水平方向での氷柱・ツララの破砕方向や自重と衝撃・落下から、斜め位置での支点設置やアバラコフ掘削を推薦する立場です。
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縦位置での確保支点の連結 (pfaelzerwein)
2013-01-28 05:43:49
「BDのスクリュ-ピトンが同じ長さなら、アバラコフ(Vスレッド)を作るのにも最適でしょう」 ―

土曜日に若いアルパイン協会の指導者とアイスクライミングをして、確保支点の設置なども練習しました。そこでも現在岩場で使われている縦位置での確保支点の連結が基準となりました。

なるほど縦並びの場合は二本目の上方の支点は補助支点となります。しかし水氷の場合、下方の支点が吹っ飛んでしまった場合、上方の氷にもダメージが残りそうです。岩場のボルトの場合と違って議論の余地がありそうです。
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今年も、よろしく。 (next dream)
2013-01-08 15:06:18
Vスレッド(アバロコフ)の予想外の強度不足(主に、設置箇所の選択問題)やスクリュ-ピトンの折り込めるノブ等にロ-プが墜落時、引っ掛かっての切断など、教科書的テキストやメ-カ-カタログ範囲の情報源では中々、危険を察知できない項目が増加していますね。

今年も賢く、しぶとく、そして楽しく安全にクライミングの世界で自分自身の夢を追求しましょう。
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BD社の『エキスプレス・アイススクリュ-』 (pfaelzerwein)
2013-01-01 18:33:40
旧年中は、様々にご教示頂き、尚且つご心配までおかけしました。本年も変わりなくお願い致しますとともに、皆様のより一層のご発展とご活躍をお祈りいたします。

さて、上のBD社の『エキスプレス・アイススクリュ-』のノブの件を若いパートナーに話したところ、「ノブを必ず折ることで防ぐ」ということを聞きました。

流石に私がこれを購入しようとしていたことがお見通しだったようで、大変驚きました。それだけ人気商品ということでもありますね。
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リコ-ル品、増加。 (next dream)
2012-12-13 10:45:40
この十年ほど、クライミング・ギア関係の開発、進歩に伴ない新製品の発売後にメ-カ-回収通達の『リコ-ル』品の増加が以前によりも多発傾向です。
クランポンも数年前にリコ-ル、同一改良品との交換が面倒でしたし、小型のアッセンダ-のリコ-ル品も、ごく最近の事でした。購入者が素早く、情報を入手しているとは限りませんし、色々と問題の多い事項では、あります。

アイスクライミングでのプロテクション・ギアの代表格の『スクリュ-・ピトン』のスクリュ-・インを効率良く行えるように工夫された『可倒式ノブ』代表的な物としてはBD社の『エキスプレス・アイススクリュ-』のノブに墜落時にロ-プが引っ掛かり、切断の事例なども情報として広く普及されていませんし、フリ-ル-トのアンカ-(ル-ト終了点のアンカ-ステ-ション)の残置カラビナやマイロンの摩減箇所によるロワ-ダウン時のロ-プ切断、他の事例も知らずに危険を無視しているクライマ-も増加しているのも問題です。
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ハイエンドカラビナ (pfaelzerwein)
2012-12-12 12:44:45
私もメインとしてこのヘリウムを使っているので、こうした情報がネット上の方々で流れると助かります。本元の情報をリンクしておきます。

http://www.wildcountry.co.uk/products/product-recalls/helium-karabiner-recall-issued-10-dec-2012/

このリコールとは関係ないですが、止めゴムのカラビナ側をハーケンに掛けるなどの誤用によってカラビナの「あご」がハーケンに引っかかり破断する事故なども発生しています。これはこのカラビナに限った事故例ではありませんが、やはり軽量で薄目であることで誤用による破断の可能性が高いことは間違いないでしょう。

もちろんそこまで承知してのハイエンドカラビナユーザーの高価な選択なのですね。そうしたアルパイン志向の軽量化へ投資対象としてだけでなく、スポーツクライミングでの設置ハーケンへの微妙なクリッピングでこれ以上に優れたものはあまりないようですね。
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