昨日、せっかくの休日なのにわざわざ映画を観る羽目になった。「めがね」と言う映画だ。
女房はカップル割引だから二人で2000円で見れる事を強調していた。なんとせこい女だ。(でも安い！）
前回は「かもめ食堂」と言う「内容のない」映画を観たが、その同じ監督だと言う。
前回のかもめは何かの間違いだと思うほど「内容のない」映画であった。
今回はもっと「内容のない」映画なのだろうと期待？して観にいった。
期待通り内容がなかった。ストーリーはないに等しく、与論島の素晴らしい景色だけが残り、クライマックスはない。
氷小豆を食べて、朝の体操をしただけで終わってしまった。
アクションもなし、ロマンスもない。前作を越える内容のなさ、終了した時はただ茫然とするしかなかった。
こんなに内容のない映画はいままであっただろうか。「かもめ食堂」以上だ。
小さな劇場だったが、あまりの「内容のなさ」に満員の観客は終わってもしばらく席を立てなかった。
この観客は次の作品が発表されると、さらに内容のない作品を見に来るのだろう。
その時は、私もきっと観に行くことになるだろう。
どうしても私は内容のない映画が好きなようだ。本当はハリウッド映画のようなアクションてんこ盛りや、
ロマンス一杯が好きなはずだが、なぜか見たいと思ったことがない。
内容のない映画ばかりになれば、もっと映画を見に行くのに・・・・