マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

大森実

2007-09-02 08:10:02 | ぼやき

ブックオフで10冊、1005円でゲットした「戦後秘史」をパラパラと読んでみた。

第一巻に児玉誉士夫とのインタビューが載っていた。その内容は全く驚くべきものだった。

1974年の記事なのだが、私の児玉観(略奪の第一人者、悪徳フィクサー、CIAの手先・・・売国奴)

をひっくり返すような内容だ。特に彼は皇室嫌い!北一輝の信奉者であり、2.26で裕仁の死刑指令を批判しているし、天皇に戦争責任があると言っている。そして彼は天皇は戦後退位するべきだとはっきり言っている。

我々は一体何を見ていたのだろう。右翼のドンですら天皇を批判しているのだ。

重要な事は別な事だ。彼は上海で戦時戦略物資の調達をしていた。彼が言うのだからたぶん本当だろうが、上海では中国人が世界中から物資を調達してくれた、そして軍票でそれらを調達した。石油、鉄、銅、あらゆる物がいくらでも手に入ったのだ。そしてその後ろには米、英の商人が付いていた。

つまり、日本は本来一、二年しか継続できない戦争を5年も戦った裏に米英の物資補給があったのだ。児玉はこのからくりを知った。世界の戦争の仕組みを知ったのだ。

彼は靖国に付いても語っている。少なくとも天皇だけは参拝しろと。

なぜか彼の主張は私の意見とほとんど変わらない。私は右翼なのだろうか?