A Day in the Life

なんてことない普通の日常&SMAPさんのことを徒然に。

6人

2005-10-01 | 語ってみよう。
朝、新聞の見出しに森くんがSMAPを脱退する、という記事を読んですさまじい衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えてる。
泣きながら朝のワイドショーを見て、正直、学校どころじゃなかったけど仕方なく行って、夜はスマファンの友だちの家に集合してみんなでしんみり話し合った。

もう純粋にショックだった。
『なんで辞めなきゃダメなの?なんで続けちゃダメなの?なんで?意味わかんない』

でもね、そのことがわかってからビデオを見返すと、森くんはとっても意味深な発言をしてたのね。
その年の初めくらいから決意してたんだろうなと。

会見にはジャイアンツのユニフォームを着た中居さんも同席していた。
「こいつうまくしゃべれないからー」なんて笑いながらも、森くんの決意をわかって欲しい、というフォローをして。

6人でのスマスマ最後の日。
6人最後のビストロ、6人最後のコント。
そして6人最後の歌、最後のトーク。
中居さんはきっと明るく最後を迎えたかったんだと思う。
だからすごく無理して普通に話し始めようとした。
けど、次の瞬間泣き崩れてた。
それを観て私も息ができなくなるかと思うくらい泣いてしまった。
他のみんなも泣きそうだったし、うまく言葉を発せられない感じだった。
拓哉だけは、ボロボロの中居の代わりになんとかその場を進行しようと一生懸命で。
観てて辛かった。

その後、中居さんがMCをしていた番組に且がゲスト出演していて、それが実質最後の“SMAPの森くん”。
笑いながら2人で思い出話をして、辞めることを知った中居さんの行動とかを聴いて(このときも中居ってすげーと思った)。
最後に中居から且へ。
「感じのいい人でいてください。…死ぬなよ?」
且からSMAPへ。
「ずっといちばんでいてほしい」
“いちばん”という言葉を聞いた中居さんのとっても複雑な顔が忘れられない。
「いちばん、か。いちばんじゃなきゃダメだよな」って。

森くんがSMAPだったのは5月31日まで。
でも実際は特に何もなくあっけなく終わってしまって。
(確か31日は金曜日だったので、M-staとか出てくれないかと期待してた)
ひとりでぼんやりと日付が6月1日になったのを見ながら、今日からSMAPは1人減るんだなぁ…と考えてた。

その日を境にSMAPが6人だったことはなかったことのように扱われて、テレビの過去VTRも上手に5人しか映らないようになってたし、昔の写真も5人だったかのように細工され、スマスマでさえそう。
その度に言い知れぬ寂しさを感じ、『SMAPはずっと6人だよ』と思い続けていた。

でも、吾郎さんの一件で、「SMAPは5人」と言うのが合言葉のようになっていて、数ヶ月ぶりに5人が揃ったとき「完全体だ」と思った。
その頃にようやく吹っ切れたのかもしれない。

SMAPが5人になってから好きになった人は何の違和感もなく5人のSMAPを受け入れるだろうし、それは仕方のないことで。
でも、たまにメンバーの口から森くんの話を聞くと、森くんはいつまでもSMAPのメンバーなんだろうなと思うし。
中居さんが雑誌のインタで「涙」について語ったときや、V6の10周年お祝いメッセージを読んだとき、いまSMAPが6人ではないことを心の奥では寂しく思っているんだろうな、とか。
…やっぱりまだまだ整理できてないみたいだ。

ただ、最近になって思うのは、SMAPはなるべくして5人になったんだろうな、と。
森くんがSMAPを捨ててまでオートレースに行ったのは、やはりそっちの気持ちのほうが大きかったからだろうし。
5人だからこそ、今のSMAPがあるような気がする。
(もちろん、6人でも何ら変わりはなかったかもしれないけど。)

いつか、再び、6人が並ぶ日がくるといいなぁと思う。
コメント
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