A Day in the Life

なんてことない普通の日常&SMAPさんのことを徒然に。

うつのお話 その3

2005-06-28 | うつ
早朝覚醒以外に私が感じていたうつの症状はこんな感じ。

1.幻覚
部屋の暗さや場所は問わず、視界の隅に何かが映るんです。
一瞬、「ゴキブリ!?」と恐怖におののくのですが(笑)そちらを見ても何もいない。
で、気のせいか…と思った瞬間、逆方向にまた黒い物体が。
「ゴキブリ、飛んだ!?」と思う私はつくづくお気楽だなーと思うのですが(汗)
やっぱり何もいません。
いちばん酷いときにはそういうのがありました。

2.過食
元々、食べることが大好きな私ですが、何を食べても味を感じませんでした。
そして、いくら食べても満腹感がない。
しかも太らない(これは嬉しい・笑)
「おいしい」という言葉が私の辞書から消えそうでした。
気がついたら治って(?)いましたが、その後遺症として体重増加です(泣)

3.SMAP熱が冷めた!?
これが実はいちばんショックだったですかねぇ
1年ぶりにライブに行ったとき、言葉では「楽しい~」と言っているのですが、心の中にはもやがかかったようで、なんとなく違和感があって。
で、ふと気付いてしまったのです。
「ライブが楽しくない…?」
うつの症状の中に、「今まで楽しめていた趣味が楽しめなくなる」というものがあると知り、もしやこれか、と。
このことで、自分のうつを確信したといってもいいかもしれません。
(幸いこれも、持ち直しました・笑)

4.過呼吸発作(パニック障害?)
実はこれは随分前からあった症状でした。
が、ちゃんと認識したのはこのときですね。(ただし、診断してもらったわけではないので、おそらくそうなのでは?と言う自己判断です)
急に息ができなくなって、のた打ち回ります。
次に荒い呼吸が延々続きます。
しばらくは立ち直れません。
電車の中は平気ですが、車の中はやばかったです。
よく叫んでました、大声で。
これについては原因がはっきりしているので、それさえなければ起こらないかな?
もう随分起こってませんし。

5.「死にたい」
「生きていたくない」というのは、うつの症状を感じる前から抱いていた感情でしたが、本当に死にたいと思った時期もありました。
駅のホームを歩いていて、このまま線路に落ちたいとか、強盗に押し入られて刺されたいとか、家の上に落ちてきた爆弾が爆発しないかな、とか。
自分で命を絶つ勇気(というのでしょうか)はなく、他人任せというかなんというか。
でも、究極的に落ち込んだときには、遺書を書いて、仕事の引継ぎ書をひそかに作成し、カッターナイフを手にしました。
カッターって、かなり力を入れないと切れないみたいで、実際に傷はつかなかった(つけられなかった)んですが、いちばんひどかったときはそんな状態でした。

なんか、暗くなってしまいましたか?
今思い返すと怖いですが、その当時は普通にそういう状態だったので、怖くもなんともなかったですよ。
自分で自分のことを「おかしいやん」と思ってもいたし。
でも、身動きがとれないのがうつの症状なのかなと。

今は、これらの症状はほとんどありません。
たまに、落ち込んだときはぐぐっと不調を感じますが、それでもここまで酷いのはもうないかなぁ…
と思っていると復活するのが私のパターンなのですが

はっきり解っている原因があるのですが、これとの縁が遠くなってからは随分マシなんです。

ということで、原因について、また今度お話しますね。


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