『謎の墜落死!?娘を二度失った母…!!』
内容
ビルからの転落死の現場にやって来た永友(田辺誠一)は、
亡くなった男の名前を聞きショックを受ける。
元捜査一課の刑事でライバルだった須賀谷俊希(神尾佑)だった。
7年前に退職し、今は警備会社に勤めていた。
武邑捜査一課長(田山涼成)は、マスコミが騒ぐかも知れないと、
穏便に自殺で処理を仕様と考えるが、永友は他殺の可能性を考え、
検証係の晶(観月ありさ)に、7年前の事件の検証を依頼する。
それは、、、須賀谷が、警察を辞める原因になった事件。
7年前、山岡未玖(仲村瑠璃亜)という女子高生が刺殺された。
永友も参加した捜査本部では、容疑者が絞り込めずにいたところ、
須賀谷が、ホームレスからの目撃証言を持ってくる。
身長180cm以上で黒縁メガネをかけていたと。
それをマスコミ発表した直後、若尾武史(山根和馬)という未成年の男が出頭。
身長も低く、メガネもかけていなかったのだが、
自宅アパートから被害者の血のついた凶器が発見されたのだ。
結局、須賀谷は、マスコミが騒ぎ、捜査ミスをしたと退職したのだった。
解決済みで、犯人が服役までしている事件を検証するわけにいかないと、
晶は永友に断りを入れるのだが、
須賀谷の死に関係があるかもしれないと言われ、検証をすることに。
敬称略
お話は、
元刑事の転落死。。。。永友のライバルだった。
すでに犯人は逮捕され服役していたが、
7年前の事件が関係があるのではと晶に検証を依頼する永友。。。。
って感じだ。
警察内部に関わる事件を描いたり、
誤認逮捕。。。。OBの。。。。などなど。。。
描いている要素自体にもオモシロ味はありますが、
主人公が検証し、自己満足しているだけでは、あまり意味は無い。
まして、それを人情オチにしたところで、
良い物語であるのは認めることは出来ても、
それは、、、『木曜ミステリー』枠の作品と同じでアリ、
それ以上が求められる『水9』の刑事モノ作品ではない。
今回、久々に登場した東出
そして、ほぼ脇役扱いだった永友が、ほぼメインに。
ここだよね。
本来、今作が描かなければならない登場人物のバランスは。
今回の話で、わずかに方向性が見えた気がします。
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第5話