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犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~ 第4話

2011年05月07日 01時25分05秒 | 2011年ドラマ
『泣いてたまるか!!』

内容
父・勇次(錦戸亮)が会社を辞めた日、母・幸子(水川あさみ)の妊娠が発覚。
とりあえず、勇次は工事現場で働きながら、職探しをするが。。。。

そんななか、洗濯をしていた幸子は、
息子・大(山崎竜太郎)が、高額のゲームカードを多数持っていると知る。
まさか、、、万引き!?
だが友人の堀田(田口淳之介)の協力で、複数の店を回って分かったことは、
万引きでは無さそうだと言うこと。
そこで、帰宅した大に、直接問いただすことにした幸子だったが。。。。

一方で、バー“crossRoad”のマスター中尾啓介(風見しんご)から、
勇次がギターを再び弾き始めていると幸子は知る。
今日働いた給料で息子のためにカードを買ったと自慢気な勇次に呆れるが。。。

もう一度、大を問いただしたところ
“金持ち”森琢磨からレアカードをとったと告白。
つい幸子は、手を出してしまう。
勇次は、幸子が手を出したことを注意すると同時に、
“親が卑屈なっているのが原因なのかも”と口にしたことで
幸子と勇次は、言い合いになってしまうのだった。

バラバラになっていく家族を見て絶望感を感じる眞子(久家心)


翌日、琢磨の家に謝罪に訪れた幸子だったのだが、
琢磨の母からは、とられていないようだと..言われる。

そんなとき事件が起きてしまう。
スカイツリーと遊んでいた眞子を突き飛ばす琢磨。。
そして眞子を庇うスカイツリーを蹴飛ばし。。。。。。。。。。。


敬称略


あいかわらず迷走中の今作。

基本的に
事件とケンカばかりで、かなりウンザリしている状態である。

何かひとつで良いから『完全解決』とまではいかなくても
なんとなくで良いから『解決』しようというのは、ダメなのかな???

今回など、

『問題』を発生させている状態で、新たな『事件』を発生させ、
明らかに、前の『問題』を誤魔化してしまっている。

登場人物なんて、、次の瞬間には、『問題』『事件』を忘れている始末。

もう、問題の『解決』を考えているかどうかも、分からない状態である


途中で、、、『逃げ』というセリフが登場していましたが。


結局。何らかの方法で少しでも『解決』に向けて動こうとしない限り

それは『逃げ』でしかないんですよね。

たしかに今作は、ホームドラマの部分がありますから
そう言った『逃げ』を入れて、登場人物の苦悩などを表現するのは悪くないこと。

が。今作の場合は違う。

登場人物が苦悩しているかどうかを、ほとんど描いていません。


これ、
『逃げ』は『逃げ』でも、スタッフ、、脚本家の『逃げ』
言ってみれば、誤魔化して、誤魔化して、引き延ばして。。。。。いるだけだ。

最後の最後は、なんとなくまとめているけどね!

でも、そういうことじゃないよね。

だって、ここまで引き延ばして、問題を重ねれば、
登場人物が、『問題』に向き合っているように見えませんから!!!



たとえば、今回だって、一部だけを取り出せば、悪くないんです。

『父』を見てなにかを考える『息子』が、今回のメインなのだろう。。。きっと。

そういう意味では、やろうとしていることは間違っていません。

が。そこに『息子』の問題を隠すかのように、別の問題。。。
今回なら、眞子のこと。。。。勇次、幸子。。。などを絡めてきている。

そら、大雑把に見れば、
アレも、コレもと、『繋がり』はあるのですが、

描こうとしている部分。。。テーマの『ブレ』が大きすぎて、
何を描きたいのかが、見えにくいのだ。

息子・大を描きたかったなら、そこだけを絞り込んで描いていれば、
こんな状態にならなかっただろうに。。。。。

なぜ、他の問題も、ほぼ同時発生させて、無理に描こうとするかなぁ。

それ『ネタフリ』だよね??
ネタフリは、ネタフリらしく、アッサリで良いモノを。。。。。


オシイ線いってるのになぁ。。。。。。

貧乏を描きたいなら、貧乏
犬を描きたいなら、犬
家族の問題なら、問題。、、、もちろんひとつだけ。

なんでも良いから、ひとつで良いだろうに。


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第4話