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BS時代劇『陽だまりの樹』 第十二回(最終回)獅子たちの旅立ち

2012年06月22日 20時31分37秒 | 2012年ドラマ

『獅子たちの旅立ち』

内容
万二郎(市原隼人)は、同志たちと幕府建て直しを決意。
だが突如、大政奉還がなされてしまう。

一方、西郷(蟹江一平)ら薩長による倒幕軍は、錦の御旗を掲げ、
江戸へと迫っていた。

到着前に、閣老を倒すことを考え始める万二郎だが、将軍・慶喜が寛永寺に蟄居。
万二郎たちは、幕府の柱を失ったことを山岡鉄太郎(尾関伸嗣)から知らされる。
完全に、幕府が終わったこと、万二郎たちの計画が頓挫したことを意味した。
鉄太郎は、西郷と交渉し、江戸だけは。。。と考えているようだった。

苦悩する万二郎を見て、良仙(成宮寛貴)は、刀を捨てろと諭し。
良仙は、万二郎と綾(大塚千弘)を結婚させようと、綾の意志を確認する。

やがて西郷と勝(志村東吾)により、城の明け渡しが決まる。
万二郎は、上野の彰義隊へ参加する事を。。。。。。

敬称略



もう、細かい事は書くまい。


総括気味で。


序盤に比べると中盤以降は、かなりの駆け足で、

微妙に《薄味》になってしまった今作ですが、

それでも、昨今の時代劇の不遇を考えれば、かなり良く頑張ったと思います。


それも、時代劇であまり見たことがない若い俳優たちを
ベテラン俳優たちが支えるという、、、、、目新しさと重厚さの融合。

このあたりが、
これからの時代劇にとって、ひとつの指針。。。。と言って良いモノだろうね。


作品次第では、かなり面白い作品に仕上がる。と言う事である。


今作も、前述したように、
中途半端だったりした部分もあるのですが、

主人公が最初から最後までキャラを貫き通し、それを描くだけで

十分に、面白い時代劇に仕上がっていたと思います。


数回前に書いたが、、、、、あと5話くらい?あれば、

もっと面白い作品になったかも知れませんね。

そういう意味では、今回で終わってしまうのは残念な限りである。




それにしても、

昨年4月に始まった《BS時代劇》は、ほぼハズレがないですね。

もちろん「もう少し!!」という部分は、今作と同じであるのですが。

それでも、最近の地上波ドラマに比べれば、格段に上。

次作からも楽しみである。


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第十二回(最終回)