『犯人は二重人格！？』
内容
その日、平八（香取慎吾）は、法廷にいた。
１ヶ月前、雑誌記者の二階堂太（榊英雄）の遺体が発見された。
駆けつけた金田（遠藤憲一）により捜査が始められる。
現場には物色した痕跡が残されていた。そして不審なキーホルダー。
事務員の小島とよ子（大谷英子）によると、事務所のものでは無いらしい。
管理人、岩渕統吾郎（田口主将）の話では、女の人が逃げていくのをみたと言う。
その直後、金庫から、ある記事が発見される。
そこには
第一発見者でもある元都議会議員・沢村誠一（大沢健）のことが書かれてあった。
建設業者からの賄賂についてのこと。
偶然、居合わせた恋人でもある弁護士・藤川美紗子（水野美紀）は、
何かの間違いだと、金田に訴えるのだが、
キーホルダーも沢村のモノのようだった。
そのうえ、現場から逃げ出したところを見た目撃者がいた。
それが平八だったのだ。
検察官・黒崎正義（藤本隆宏）からの証人尋問に、沢村だと答える平八。
すると沢村の弁護をする美紗子は、落ちていた５円を拾おうとしていたはずと
ハッキリ見ていないのでは？と平八に質問する。
その言葉に、平八は、妙な事を話し始める。
携帯の着信音が思い出せないと沢村に問いかけるのだった。
その後、美紗子と話をしていた平八は、西園寺（山下智久）に告げる。
あの人が犯人だと。
敬称略
“秘密の暴露”
いわゆる犯人しか知らない事実を早く出しすぎかな。
まあ。。。平八が当事者だし、仕方ないと言えば仕方ないのだが。
ただそれ以上に、妙な違和感を感じたのは、
その“暴露”が、、、あちらこちらと。。。多かったことでしょう。
たしかに
事件という部分から考えれば、その“秘密”自体は、
結果的に、“証拠”となるものであり、多く存在する事は間違っていない。
が。多ければ多いほど、セリフ回しが妙になってしまうものだ。
今回は、そういった微妙な違和感が存在した。
とはいえ。
セリフだけではあったが平八の奇妙さが表現され、
平八に使われる西園寺が表現され、
バランスとしては、今回が一番良かったかもしれません。
そして事件も、一捻りしているので。。。そこそこ納得である。
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第７話