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NHKドラマ10『マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~』第4回 あなたには渡さない

2011年05月11日 00時27分57秒 | 2011年ドラマ
『あなたには渡さない』

内容
妊娠から、4ヶ月経った4月のある日。
娘・理恵(国仲涼子)の夫・伸一郎(片桐仁)から
理恵と離婚をしたという知らせが、みどり(松坂慶子)の元に届く。

一方で、上司の屋敷(本田博太郎)に命じられ
マリアクリニックの調査をしていた清川(勝村政信)は、
“事情”を理解しながらも、理恵の要請を受け、みどりのオペをすることに。
だがそれらのことは、屋敷には伝えなかった。

そんな折、大学にみどりがやって来ているのを目撃する清川。
みどりは理恵が娘である事を誤魔化し、ようやく理恵に会うことが出来た。
お腹に理恵と伸一郎の子供がいるのに無責任だと、みどりは諭すのだが、
あまりにふたりのドライな関係で、
子供のことを思っての離婚だと知り愕然とする。

そこでみどりは、“この子の母親は、あなた”と理恵に自分との同居を提案。
研究に没頭するあまり、理恵と意志疎通がし難かったのだろうと考えるみどり。
同居をしながら、2人の関係の改善を試み、伸一郎に手紙を書き綴るのだった。

ある日のこと、マリアクリニックに検診に訪れたみどりは、
クリニックで知り合った青井ユミ(南明奈)から、
一緒に先生の話を聞いて欲しいと懇願される。
理恵の了承を得て、話を聞くことになるが。。。。。思わぬ話が始まる。
検査の結果ユミの腎臓の機能低下が見つかったという。
このままではユミの命の危険があると、理恵は妊娠中絶をユミに勧める。
“今のままでは、あなたの命が危ない”と。

はじめは中絶を考えたりしていたが
今では“新しい命”を感じていただけに、ユミは猛反発。
それでも必死になって考えようとするユミに、感銘を受けるみどり。

そして妙高(柴田理恵)から事情を聞いた茉莉亜(藤村志保)は
ユミを呼び寄せ。。。。。同行する理恵。。そしてみどり。
“リスク”を承知で、産むことを決めたことをユミは伝えるのだった。
そのユミの思いを知り茉莉亜は、
“心配いらないわ、この子もあなたも大丈夫よ”と。。。。


そのころ、何かを感じた屋敷は、理恵を呼び出し
自身の意見を伝えていた。“代理出産はやるべきではない”と。

やがて偶然、伸一郎からの電話を取った丸山(長塚京三)から
思わぬ事実を知るみどり。
理恵が離婚を告げられたのではなく、理恵から離婚を告げた!?
そのことを理恵に問い詰めると。。。。

敬称略



なるほどね。

原作を読んでいない私にとって、全く方向性が見えなかった今作。


高年齢出産、代理出産。。。そのうえ、何を絡めてくるのだ??

と、、、

が。
ようやく今回、物語が描こうとしているのは、

“出産”という、システムや倫理観についてのことではなく、

そこにある“命”について、
主人公、、、ふたりが、どのように向き合ってきたのか?
そして、どのように向き合っていくのか?


と言う事を表現したドラマのようだ。


そう言った“母”が“命”を向き合う部分を描くために
数人の妊婦と出会っていたと言う事にも気付きました。

そうなのだ。問題提起という部分と言うことではなく

ほんとの意味で“命”を描こうとしていると分かった今回のお話でした。


で。。。最初に戻ります。。。“なるほどね”である。




“あなたは、ちゃんと育ててくれるの?”


母として、親として、、、最も大きな問題である。

だがこの遺伝子上の母は、問題提起と研究者としての心が先んじていた。

母“あなたは赤ちゃんをなんだと思ってるの?
  ここにあるのは命なの
  あなたに任せていたら、この子を守れない。
  あなたの好きになんか、させない。

娘“私の子を連れて行かないで

母“わたしの?
 いいえ、、、私の赤ちゃんよ。
 この子は、私を蹴るの。あなたには渡さない!

そして
母“この子を、将来のことを自分で決められるようになるまで、
 守ってあげたいんです

かなり省略していますが、流れはこんな感じだ。


ホントに良い対比の仕方と、良い流れでしたね。

松坂慶子さん、国仲涼子さんだけでなく、そこに繋がるまでの南明奈さん
3人の演技が、ホントに良い感じでしたし。


あと2回。。。。次回が間違いなく『転機』だろうから
何が起きるか??ですよね。。。。

周りの登場人物たちも、気になるところだし。
。。。。

次回が楽しみである


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