『父の失踪』
内容
三田村桃子(松下奈緒)はあわてていた。
姉・咲良(井川遥)と清水和夫(小林正寛)の結婚式の会場で、
父・忠(蟹江敬三)母・綾乃(竹下景子)
そして妹・陽子(臼田あさ美)弟・研太郎(瀬戸康史)らも心配するが、
どこを探しても、預かっていた祝儀が見つからない!
が。。。よく見れば、、、席の足下に!
これもまた思い出。。。。笑顔の家族たち。
それから5年たった1980年。。。。桃子たちに事件が起きる。
父・忠が、突然失踪したのだ。
1ヶ月たっても帰ってこない父。
警察で担当者(田中要次)に尋ねても探しても分からないよう。
特に失踪の理由は無いはず。。。なのに。。。。
自殺!?。。。そんなコト無いはず。
アレコレ考えても理由も分からない桃子たち。
研太郎「自分の意志で出ていったはず。放っておけ」
と言うが。。。。
どうして良いか分からず、父の部下・都築実(原田泰造)に会って
桃子は話を聞くことにするのだった。
「生きてますよ、部長は。お元気です。ただ。。。1人じゃないんです」
小さなおでん屋を営む恩田節子(西田尚美)という女性のアパートで
暮らしているという。
どうやらリストラされ、、その後失踪し、、知り合ったらしい。。。。
敬称略
公式HP
http://www.nhk.or.jp/drama10/kurumi/
お話は、
父の失踪。。。。家族たちは?
父がいない家庭を、なんとか支えようとする桃子。。。
とりあえず、そんな感じの物語らしい。
たしか、これって、何度か映像化されていますよね。。。
見ていると『見た記憶』が、蘇ってくる。。。。。。私。
で。調べると。。。やはり。。。。
そこはさておき。
個人的には、
このくらいの“時代”の作品の方が、“ドラマらしい”感じがして
結構、好きなんですよね。
今なら何かと、ケータイだとか、そのほかのツールが使われますが
利用するのは良いけど、そこに“人間”が見えにくいため、
どうしても、人間関係を描くということを基本なはずの“ドラマ”として、
物足りなさを感じてしまっていたのだ。
俳優さんたちの演技も見ることが出来ませんし。
こういう時代背景もまた、
今の時代だからこそ、許容され、、納得しやすいドラマなのでしょう。
今回は、登場人物の表現と
いま現在の人間関係、父への気持ちを描いた感じですね。
全6回だと言うから、残り5回。
この気持ちが、どのように変化し表現されていくかに注目ですね。
それにしても、今作って、
演出の表現方法が、一昔前のモノが多いですよね。
いや、、、NHK的というか。。。そのほうが、今らしいかな。
もちろん、時代が時代という部分もありますが
それだけではなく、音楽も含め、、、
ノスタルジーを感じてしまいました。
このようなことが出来るのも
NHKだから。。。なのでしょう。
数字というモノばかり見ていたのでは、こう言うことは出来ないでしょうし。
個人的には、かなりシックリ来ている作品になっています。
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