『太陽を返せ!マンション裁判仁義なき戦い』
内容
15階建てのマンションの建設が強行されると自宅が日陰になってしまうと、
桑田久美子(村井美樹)という主婦から相談された真知子(新垣結衣)
古美門(堺雅人)に、仕事が入ったと告げるが、乗り気ではなかった。
直後、久美子から連絡が入り、町内会の山田(徳井優)の指示で、
弁護士を立てることになったと言われ、キャンセルをされる。
そんななか、古美門から“金になる仕事”が入ったと連れて行かれる真知子。
そこは久美子たちが訴えようとしていた島津エステートだった。
相手の弁護士は、この手の訴訟を得意とし、
多額の賠償金を勝ち取るので有名な“人権派”弁護士・大貫善三(大和田伸也)
島津社長から裁判では無く示談でと2000万の金を積み上げられた古美門は、
「お望み通り、寝言ひとつ言わせません!」と告げるのだった。
あまりの態度に、真知子は“金の亡者”だと非難するが、全く気にしない古美門。
その後、住民たちとの説明会へと向かった古美門と真知子。
真知子は、久美子に謝罪しながら、応援すると告げる。
が、、、古美門は、大貫に宣戦布告し、
「裁判で会いましょう」と、、、、その場をあとにする。
事務所に帰った真知子は、古美門が裁判でやられることを望んでいると告げるが、
古美門は、クライアントの希望は示談だと、真知子を小馬鹿に。。。。。
翌日、古美門の考え通り、大貫が示談に応じると古美門法律事務所に現れる。
1世帯あたり500万、合計2億5000万を提示する大貫に、
古美門は、1世帯あたり5000円で、合計25万だと告げ、
応じなければ裁判にするだけと大貫に応えるのだった。
古美門の横暴について、真知子は服部(里見浩太朗)に意見を聞いたところ、
「深い考えがある様な気がします。
騙されたと思って、先生のおっしゃるとおりになさってみては?」
とアドバイスされても、、、納得できない真知子だったが。。。。。
その後、古美門は、大貫のもとに示談のことで話があると連絡を入れ、
やがて開かれた説明会で、古美門は住民の一部の違和感を指摘。
その中には、加賀蘭丸(田口淳之介)の姿もあった。
古美門は住民や大貫を追いつめていくのだが、
その数日後、思わぬ事態が発生し。。。。逆に追いつめられる古美門。
が。。。古美門は、蘭丸が潜入して得た情報を持ち。。。。。。
敬称略
「ありませんよね?深いお考え。ありませんよね?
ただ勝つことだけ。
相手を叩きのめすことだけを、お考えですよね?
お金のために
「それが、何か??
「あなたがやっていることは、なんなんですか?
いったい誰が救われるんですか?
「君が正義とか抜かしているモノは、上から目線の同情に過ぎない。
その都度、目の前の、かわいそうな人間を哀れんでいるだけだ。
「だったら正義はどこにあるんですか?
「神でもない我々に、そんなこと分かるハズも無い。
正義は特撮ヒーローと少年ジャンプの中にしか無いモノと思え
自らの依頼人の利益のタメだけに、全力を尽くして戦う。
われわれ弁護士にできるのは、それだけであり
それ以上のことを、するべきでも無い
↑わざと繋げてみました。その方が、分かりやすい。
今回は、人権派と呼ばれる敏腕弁護士との戦い。
揺れる真知子。。。。それでも、挑んでいく古美門。
クライアントの利益のタメに戦うことが弁護士だと。。。。
って感じだ。
あいかわらずの古美門であるが、
手法はともかくとして、古美門流の弁護士の姿が
シッカリと描かれたと言えるだろう。
苦悩する真知子も、悪くない。
訴えた人たちの心の状態も含めて、
そのあたりの微妙な部分が、ホントのところ。。。。なのかもしれません。
ま。。。落としどころ。。。ってヤツですね。
ただ
依頼してきた久美子の思いを受けて、
真知子が親身になりすぎているだけで無く、切り替えが出来ていないため。
たとえ、それが本題だとしても、
真知子も、今まで訴訟を行ってきているのだから、
出来れば、どうしても久美子の気持ちを。。。と言う部分を作る上で、
真知子の友人かなにかだった方が良かったでしょうね。
古美門では無いが、真知子、、、弁護士失格に見えてしまっていますし。
逆に、友情を混ぜ込んだ方が、
たとえ友人であっても。。。という人情モノになって良かったと思います。
とりあえず、楽しかったのでokですけどね。
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第4話
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