モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

1989夏*北海道*11*北瑛~増毛

2010-10-23 20:05:36 | 1989年*夏*北海道

美馬牛駅から拓真館を経て、美瑛駅へ・・・という

パッチワークの丘の散歩を堪能した翌日、

午前中はレンタサイクルで「北瑛」のあたりを回ることにしました。

宿泊していた民宿に北瑛の手作りマップがあり、

またちょっと違った丘の風景が見られそうだったので。

北瑛は美瑛駅の西側一帯で、

CMのロケで使われた有名な木があるので、

前日にまわった丘よりもカメラを持った人々は若干多く思われ、

バイクの人たちにもしばしば追い越されて行きました。

その中で一人のバイク青年が声を掛けてきて、

「一人旅をすると、自分が写った写真はなかなか撮れない」

という話題になり・・・、

そう言われたら、「写してあげましょうか?」という流れになり、

バイクにまたがった姿の青年を丘を背景に撮ってあげました。

さて、次は自分も撮ってもらおうかと思っていたら、

・・・青年よ・・・なぜ、すぐに去ってしまったのかい

普通は「次はあなたの番ですよ」的なことを儀礼でも言わないかい

そんなわけで、あまり人通りも少ない丘で、

ほかにシャッターを押してくれそうな人も見当たらず、

とうとう自分が写った丘の写真を撮ることはできませんでした。

北瑛の丘をぐるりとまわり、美瑛駅に戻って、

次の目的地は・・・。

多分、観光的にはあまり有名ではないのですが、

「増毛(ましけ)」です。

日本海側の留萌本線の終点です。

北海道内、JRで移動しているうちに、

道内全線乗ってみようという気持ちがわき、

日本海に沈む夕日を見てみたいという気持ちもあり、

そして、YH(ユースホステル)も幸い空いていたので、

行ってまいりました

増毛の第一印象・・・さ~びしいところだなぁ・・・と。

とはいえ、YHのペアレントさんは面白い方でした。

宿泊者も思いのほか多く、

連れ立って日本海の夕日を見に行きました。

こういう点はYHの楽しいところです。

夕日は残念ながら雲に沈むかたちとなりましたが、

空のオレンジと、海の群青がすばらしい色合いで、

それを見ただけでも価値があり・・・。

日が暮れてからは、海に沿って北の方角に灯りがちらついて、

湾曲した海岸線が幻想的に見えました。

増毛は連泊すれば暑寒別岳などの見所もあったようですが、

残念ながら自分は夕日を見るのと、鉄道に乗るのが目的で、

翌日は次の目的地へ出発しました。さぁ、どこへ ~続く~


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