モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

横浜 大さん橋で

2019-04-30 10:21:43 | 日記

もう1週間以上前のことですが、

家族5人で横浜の大さん橋へ出かけてきた。

相方(夫)、娘A、娘B、末っ子息子、そして自分。

娘B(24歳)は旅行というか、船に乗って世界一周のクルーズへ旅立った。

その見送りにその他の家族は物見遊山的に行ってきた。

幸い天候は良く、見送りには最適な日和だったのではないかしら。

自分は、大さん橋へ来るのは初めてで、

大さん橋のバス停は、小学生の頃通っていた合唱団の練習場所が近辺だったので何度も来たけれど、

桟橋に入るのは初めてだった。ちょっとワクワク

娘Bは出航の2時間以上も前に乗船(出国)手続きの為にゲートの向こうへ。

我々家族は「行ってらっしゃい」というごく普通の見送りだったが、

中には涙しながら、または大騒ぎで見送っている人々もいた。旅行のはずなのだが

このクルーズは、自分が学生の頃(30年位前)はちょっと政治活動的なイメージがあったので、

娘Bが参加を決めた時も「宗教とか、政治活動には気を付けて」とくぎを刺してしまったのだが、

現在は年配の方の参加が多いらしく、

どちらかというと比較的手頃に(とは言え、100万円は超える金額)世界を回れるツアーという位置づけらしい。

娘Bはせっかく得た仕事(親から見ると勿体ない!)を退職し、

世界を見たいということで、さっさとツアーに申し込んでしまった。

仕事は好きだったみたいだが。

世界を見たいなら、バックパッカーにでもなって、

もっと貪欲な、不便極まる旅でもすればいいのに・・・と思いつつ、

やはり、それは親としては怖いもので、

船旅は洋上の時間が長くて世界を見るには物足りないかもしれないが、

安全面を考えると、こちらを選んでくれて良かったのである。

出航までの間、赤レンガ倉庫まで歩いて、家族4人でランチしてきた。

このメンツでお洒落な昼ご飯というのも珍しいわけだが。

そしてまた、のんびり大さん橋に戻って、娘Bの出航を待った。

大きなクルーズ船の出航を見送るときには、ここのイベントとして、

黄色いタオルを振る・・・ということで、タオルを配っていたのでもらってきた。

乗船する船は35000トンクラスらしい。

ふと、自分が学生時代に父島へ行ったときに乗った「おがさわら丸」は何トンだったか気になって、

調べてみたら3500トンくらいらしいから、

それに比べたら、当たり前だがかなり大きいので、揺れも少ないであろう。

船酔いがひどかったらかわいそうだな・・・と思っていたので、ちょっと安心した。

桟橋からは、船にいる娘Bがすぐに確認できた。

出航のセレモニーで紙テープを投げたりするわけだが、娘Bは失敗した模様で、

あとで、見送りに来てくれた娘Bの友人が、失敗シーンを動画で見せてくれて、笑わせてもらった。

まあ、このセレモニーが長いこと!

出航の感動を今か今かと待っているのが、「まだなのか?」と間が抜けてきた頃に、

ようやく船は汽笛を鳴らし、おしりの方から桟橋を離れ、ゆっくりと湾内を航行し、

横浜ベイブリッジをくぐりぬけるのを、我々は見届け、大さん橋を後にした。

数日後、娘Aに娘Bからラインが来て、

洋上ではWi-Fiもお金がかかるらしいので、通信はあまりできない・・・と。

自分はそもそも、スマホを持たないので、ラインをすることもなく、

旅先の娘Bには、親のことも忘れるくらいに旅を満喫してほしいと思っている。

帰国は、約100日後だ。

コメント
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