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松本さんの絵 第419◎つげのフアンが集まって存続させているようです。

2015年01月19日 11時11分26秒 | 日記









  図519   お湯はあつかった


  二岐温泉はブログをはじめたころに載せました。下の絵がそれです、二俣温泉と書いていたので 二岐温泉にかき直しました。福島を旅行中に見つけた立札につられて、林道を奥深く入った山の 中にありました。入口をあけると崖を降りる階段が通路になっていて、通路の左右に宿泊か休憩の 部屋があります。河岸の直前に内湯があります。大きな岩をくりぬいた湯船で、岩の底の割れ目から、細かい空気の泡と一緒に熱湯が染み出していました。ガラス窓越しに中州が見えて、石で湯船を囲んだ露天風呂があり、年配の男女が輪になって向かい合っています。あんがい流れが急で、荒れて増水したら危なそうです。どうも以前読んだことのある漫画に雰囲気が似ていました。 もしかしてつげ義春が旅した二岐渓谷ではないかと思っていました。しかし当時の情報では、わからず、二俣温泉としました。今度は写真で温泉の入口を確認しました。林道の左に板塀があり、ドアをあけて下におりた記憶があるので間違いありません。岩の湯船は底が深く、しみ出る湯が多く、水を加えても、あつくて長く入ってられません。温泉経営者が老齢になって廃業するにあたり、つげのフアンが集まって存続させているようです。