松本さんの絵 第４５８◎ アロエベラ

 

　　　　　　図５５８　　　　　アロエベラの効果


　　滋賀県の農家で、ずいぶん大きなアロエを見せてもらいました。アロエの効果は聞いていたので試しに、一本買ってきました。現役のころ、仕事仲間だった写真部員の話が本当かどうか、知りたかったのです。アロエが、どれほどいいものか力説していました。高血圧に効くから始まって、髪の毛の薄くなったところまで効くらしいのです。たいていの病気は治ってしまう勢いで話します。

　キダチアロエは苦いので、駄目なんだそうで　「ベラです。ベラですよ。」と力説していました。　家族全員がベラを利用するそうで、ぬるぬるした部分を顔にぬると、すぐに乾き皮膚が張ってしわがなくなるそうです。皮膚の表面の傷は殺菌してくれます。食べ方は皮をはがして中身の透明のものを出します。ぬめりが気になるのでティッシュで拭き取り、寒天のようなかたまりを、ヨーグルトとイチゴジャムに混ぜて食べました。皮は数日なら冷蔵庫で保存がききます。洗顔の後に、皮の内面のゼリーで顔をふきました。確かに顔が張ります。朝夜二回ほど、使っていました。一本は大きいので一週間はもちます。ひげそりに、クリームや石鹸を使っていますが刺激物なので以前から避けていました。ためしに皮の内面で顔をこすり、ぬるぬるした肌のままでひげを剃ると、見事に仕上がりました。カミソリで傷ついてもアロエがしみ込んで、なにもしなくても快適でした。

 

松本さんの絵 第４５７◎ ホテルの屋上に 知られざる原生林を見つけました。

 

　　　　　　図５５７　　　　　不思議な出口


　ここのホテルは、京都の数あるホテルのなかで、最上級かもしれません。そもそも用事がないと近寄りません。地下の駐車場に車を入れて、ランチを食べましたが、それ相応の値段です。そもそもコーヒー一杯が９９０円です。ドアマンに屋上へゆくエレベーターを尋ねました。７階で降りて、出口から外に出られます。石の階段をのぼり、しばらく歩くと山道になりました、市内を展望できる場所に稲荷の赤い鳥居と社があります。ここを起点に４００米ほどの周回コースがあり２０分ほどでもとに戻りました。屋上のドアをあけてホテルに入ると、エレベーターでロビーに出ます。不思議な感じでした。ロビーは、外国の観光客や、海外の研究者らしいグループで混雑して座れる椅子がありません。ここは地下鉄蹴上駅で下車して坂道を西（三条より）に下ったところにあります。