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第559◎ コロナの後遺症

2021年04月01日 07時22分59秒 | 日記
 
 ◆コロナに罹り静養中の知人
 
 PCR検査で陽性となった知人がいます。自宅待機で数日過ごしました。少し作業すると疲れるのと、息切れがするので、大阪市内の病院を探してようやく入院できました。
症状はかるく退院できました。
コロナが怖いのは、あとの後遺症のようです。ひとそれぞれですが、知人は歩くと疲れます。呼吸が苦しいので数十m歩くと座るそうです。外出は怖くなります。
自宅では布団の上げ下ろしができない、呼吸がつまるそうです。それで手伝ってもらうとのことです。味覚障害はなく、そのほかは普段どおりのようです。治療法はないと先生に言われて気が滅入るとのことです。肺の一部に水がたまり機能不全が起きていて改善することは期待できないそうです。これが現実です。
 
◆なぜ改善されないのかについて、メールをもらいました。
 
 健康の本を読んだ人から、メッセージがきました。インフルエンザについて少し書かれてあります。後遺症のひとつに、免疫機能が正常に戻らないらしい。コロナを克服したあとも、体に炎症をおこす。暴走している免疫による炎症は「急性炎症」と「慢性炎症」に分かれる。急性炎症は一時的に起こるもので、ウイルスや細菌の感染、ケガ、やけど、毒物の摂取など様々な原因がありわかりやすい。インフルエンザウイルスに感染すると、体を病気から守る免疫システムが、働き。白血球〈血液細胞の一種〉活性酸素を放出して外敵ウイルスを殺す。しかし同時に周囲の組織も破壊され傷ついてしまい炎症が起こる。 炎症が起きると、傷ついた組織を修復するために、さまざま物質が分泌され、そのいくつかは血管を広げ、血量も増え、さらに血管からのもれも増加して腫れや痛み、かゆみ。熱などが生じる。免疫システムがウイルスを排除したあとは、活性酸素が出なくなり炎症が治まる。急性炎症は体の防御反応といえる。

 慢性炎症は、体内でダラダ続く弱い炎症だ。原因は、急性炎症と同じだがそれが何カ月何年と長期間続く。 炎症が長引く要因は、免疫の制御が壊れて起こる余計な反応だ。免疫システムの働きが過剰になると、ウイルスや細菌がいなくなっても活性酸素の放出が止まらず、組織が傷ついて炎症が慢性化してしまう。また、体の抗酸化力が低下し、活性酸素酸素が増えすぎると体内の酸化が進み、炎症を引き起こす。 結果として、DNAの損傷、遺伝子変異、各種の酵素活性の不調、活性酸素と同時に一酸化窒素が生じ、両社が反応してパオキシナイトライトが生成する。パオキシナイトライトは酸化力が最も強く、NDAやたんぱく質(酵素)を壊す。「がんは終わることなき炎症」ともいわれ、長期間の炎症状態持続(慢性炎症)は、肝臓、胃、胆のう、胆管、すい臓など消化器系がんの原因になっている。


◆健康の本では活性酸素について書かれています


 活性酸素は炎症をもたらし、生命をも脅かす。ウイルスがいないのになぜマウスが死んだのか?その原因を調べたところ、スーパーオキシドという活性酸素がマウスの肺に大量に発生していて、肺に大量に発生していて、肺炎が起こっていました。肺炎は文字どおり、肺の中で生じる炎症です。外敵が侵入してくると、これを撃退するために白血球が活性酸素を放出します。マウスの体内でも、大量の活性酸素が作られ肺に肺にダメージを与えていたのです。ウイルスは引き金であって、マウスが死んだ真の原因は活性酸素ではないか、「ウイルス感染で宿主を殺すのは、ウイルスではなく活性酸素である」ことを、アメリカの科学雑誌『サイエンス』に研究を発表し、世界的に大きなセンセーションを巻き起こしました。

 

 


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