図４５６ 台湾産 インドネシア産
上 が ワモンチョウ 台湾産、下 が メガネトリバネアゲハ インドネシア産です。 ワモンチョウは模様がおもしろいので小学生の頃から知っています。平凡社百科事典 戦前版の蝶の図鑑で見ました。当時の台湾で採集された蝶は国内産に分類されています。メガネトリバネはかなり大きくて前翅の開長の巾が１８センチあります。
図４５５ 続 鴨川増水
このたびの増水で、御池大橋のしたにあった、小さな小屋はどうなったか 気になります。４軒あったところは、流木や藁が浮いていますが、長屋はありませんでした。ここからは、対岸を臨んで三条河原に張り出した料亭の納涼床が見える一等地です。２年前に河原を散歩したときくらい部屋の中で昼から酒盛りをしていました。最近は上流の荒神橋の橋下に見覚えのある小屋が２軒ありましたが、ここは土手の石垣が高くて浸水していませんでした。しかし出町柳の御影橋の下にあった小屋は浸水しています。浸水で被災した住民は荒神橋に避難しているのか普段よりも人が多いです。中年の女性もいます。
図４５４ 鴨川増水
きょうは台風で鴨川が増水しています。高野川と合流する出町柳の橋のしたに降りて、流れてくる物を観察しました。本流から離れた川岸にある橋げたのまわりは、魚の避難場所のようです。鮎の稚魚が群をなして、水面が盛り上がり、水がひくのを待っています。浅瀬なので、弱った魚はうちあげられます。魚に混じっておおきな生き物がいます。よくみるとオオサンショウウオです。写真を撮りました。小さな水鳥も橋げたに避難してきました。
図４５３ ロスチャイルドの♀
３日、遅れで♀メスの展翅が完成しました。参考に♂オスはすこし小型です。ペアーで手に入りましたが、ワシントン条約の規制で入手が難しくなっています。メスは地味ですが、大きくて、見ごたえがあります。緩衝剤を天然綿から化繊綿にして、シールを工夫して処理剤のにおいが漏れないように工夫してあります。装飾品として一般的ではありませんが、わずかに興味のある人はいます。西イリアン、インドネシアに生息しています。
図４５２ 軟化 そして 展翅
上は２０１０年のトリバネアゲハ、下は２００５年のクロアゲハ石垣島のものです。新しいほど羽がきれいで、明るい色です。三角紙の中で２年ほど保存しているので、羽を広げるには熟練が必要です。２年ぶりに外気に触れても変色はしませんが、もろくなります。頭と羽のつけねをお湯で柔らかくして、接着剤を水で薄めてしみこませます。展翅板で１週間ほどでかたまります。写真では、油絵の額に入れています。乾燥剤をいれて裏蓋をしめています。