図515 こんな感じの喫茶店
落ち着いてコーヒーが飲めるところは、こんな店もありかと、思いました。たび先で、はいった喫茶店が、こんなぼろぼろの店だったら、どうですか。バタートーストに塩を振りかけます。疲れているので、あついコーヒーがぴったりかもしれません。しみじみするかもしれません。二人は会話をかわします。
「あついコーヒーをのむのが好きだネ ボク」
「この店のセンスがいいや」
ふたりは、裸電球のしたでコーヒーを飲んでます。後ろは縁側でその先は障子、その向うは畳のある居間のようです。土間をリフォームして椅子とテーブルを置いたような感じです。こんな喫茶店があったらの話ですが。原画は放浪する画家の作品です。いまどきそんな思いのできる喫茶店はあるのかなあ。最近になって竜王によくゆきます。途中で、ふるい民家の中に雨水で消えそうな看板がでています。雰囲気があり、気になります。車が二、三とまっています。たまに外車だったり、レクサスだったり、ますます気になります。わざわざその店にいって、がっかりするのもいやですが、よほど暇がある時ならいってみようか、店の名はチャド、アフリカの味がするのかなあ。