図491 採集にでかけました
5米竿と、補虫網、三角缶、ガスコンロ、補給水、コーヒーを用意しました。行き先は
大原の奥にある大見、尾越です。市内から車で一時間ですが、尾越が行き止まりの集落なので
人影がすくないところです。京都女子大の野外センターがあり、高桑先生の著者を読むと、珍しい
ゼフィルス(ミドリシジミ)が生息しているらしいのです。
杉林を上るころには気温が5度は度下がり標高が高くなった以上に森林の冷気を感じました。
集落につくと、開けた台地で気温が29度ほどに戻りました。栗の花が満開で、ハチ、アブ、
ヒョウモンチョウなどが群れていますが、ミドリシジミは見ることはできませんでした。
さきの尾越に向かうと、大風の影響で倒れた杉が道路をふさいでいました。そこから歩くことに
します。廃村八丁にむかって、舗装道路を上り始めましたが、目的地まで着くつもりはないので
、適当な場所で休憩して引き返すことにしました。数年前、京都女子大の高桑先生と30人ほどの
生徒とともに植物、野外観測して歩いたところです。チョウも見あたらず、道路も荒れてきたので
引き返しました。もどる途中の鞍馬駅で休憩して帰宅しました。山で沸かすはずのコーヒーは
容器を忘れてしまい無駄になりました。マクドでコーヒーを飲むことにしました。
捕獲したチョウはすべて逃がして(リリース)しました。で、採集できなかったかわりに
オオムラサキの擬似標本を作ってみました。