旬選組 正寿司

日本に四季があるように魚にも季節(旬)があります。今、淡路島で一番旨い魚介類を紹介しています。

山の桜・・・海の桜・・・?

2009-03-31 16:18:57 | 旬の魚
ぼちぼち、春の鯛が水揚げされるようになってきました。

いつから誰が言い出したのか桜の咲くこの時期にあわせて、『桜鯛』と呼ばれるようになりました。

鯛といえば明石海峡を代表する魚の王様

最近では養殖のタイが一年中出回っているせいもあり年がら年中獲れているように思われがちですが、暖かくなって南からのぼってくるまで冬のあいだはほとんど水揚げされないんですよ

初物を食べれば長生きができると地元岩屋ではよく言われます。

みなさんもぜひ淡路岩屋の『桜鯛』を食べて元気一杯がんばりましょう

正寿司の休日にドライブがてら淡路島一週・・・

2009-03-30 22:44:40 | 淡路ネタ
以前から気になっていた『淡路鬼瓦』。

このたび、南あわじ市の津井にある株式会社タツミさんという瓦屋さんへお邪魔させていただきました。

お伺いさせていただくと、さっそく工場内や瓦廊(がろう)といういぶし瓦のギャラリーなどを丁寧に説明していただきながら案内してくださいました。(興津さんありがとうございました

それにしても・・・すんごい迫力です

製作途中の鬼瓦やできあがったばかりのいぶしが眩しい鬼瓦・・・

それにもまして何百年も前から風雨にさらされ時代を乗り越えてきた鬼瓦には、なにか魂が宿っているような風格が漂っていました。

本物には時代をいくつ重ねても色あせることのない気品があることを感じさせられた休日でした。

ぜひまたお伺いさせていただこうと思っています、興津さんほんとうにありがとうございました。

さて、ここでちらっとご報告・・・

このたび正寿司の店舗移転が急きょ決定いたしました。

場所は今の店より西へ約2kmほどのところへ・・・明石海峡大橋を眺めながらゆったりとお寿司を味わっていただけるように現在計画進行中です

また、途中経過のご報告もしていきますのでちょくちょくチェックしてくださいね。

これからも皆様に可愛がっていただけるように正寿司スタッフ一同努力してまいりますよろしくお願いいたします。






出ました!近海生本まぐろ!

2009-03-28 16:45:32 | 正寿司のマグロ
今回、なかなか上等なまぐろが入荷しました。

山口県見島産生本まぐろ220kg腹中2番

ねっとり、もっちり、シャリとの相性抜群の生本まぐろです。

そのほか、勉君の親父さんが獲ってきたキス、漁り(いさり)のカリスマが獲ってきたあわび、釣り名人の特大平目や特大黒メバル・・・

誰が、どこで、どんな風に獲ってきたのかまで熟知して、僕は淡路岩屋漁港で漁師から直接セリ落としてきます。

こんな嘘っぱちばかりの時代だからこそ、安心してしあわせを感じることのできる寿司をこれからも正寿司は追い求めていきます。


春のおとずれ・・・

2009-03-27 22:08:47 | 旬の魚
山では桜が咲き始める頃に、海の中でも暖かな春を告げる『ワカメ』が生い茂ってきます。

正寿司ではこの一番いい時期にワカメの仕込があります。

今年は勉君の親父さんに船を出してもらってワカメ漁に出掛けたんですが、天候も悪くてなかなかうまく刈ることができませんでした・・・

ここはやはりいつも頼んでいる本職の漁師さんに頼んで刈ってきてもらったんですが、今年はハンパなく大量に獲ってきてくれました。(重さにすると約40k)さすがです・・・

でもここからが大変なんですよ
とりあえずいったん湯通しして、冷水で冷ましてから塩もみを何度も繰り返し、重石を載せて約丸一日水分を切ります。

そういった工程を経て出来上がったのが正寿司でお出しする『塩ワカメ』です。

たんなる刺身のつまですが、丹精こめて仕込んだ淡路のワカメです。


春のおとずれ・・・

2009-03-17 12:57:46 | 旬の魚

たいへんご無沙汰しておりました・・・スミマセン

3月に入り春の風物詩いかなごの解禁となりましたが、今年はかなりの不漁で例年の約十分の一ほどの水揚げ・・・

漁業関係者はもとより加工業者やアルバイト、パートの方たちの生活にもかなりの影響が出ることでしょう・・・

何より漁師は約半年分の生活の糧になるいかなご漁に命を賭けているので、普段違う魚を獲りにいってる漁師もこのときばかりはいかなご漁に出かけます。

そのため、獲れる魚の種類がかぎられてくるので、なかなかブログもアップできずにいました・・・ほんとに申し訳ないです

いかなご漁もそろそろ終盤なので、ぼちぼち春の魚が水揚げされてくることでしょう

今しばらくお待ちを・・・