旬選組 正寿司

日本に四季があるように魚にも季節(旬)があります。今、淡路島で一番旨い魚介類を紹介しています。

鯛よりデッカイかわはぎ・・・

2007-11-29 13:42:47 | 旬の魚
最近よく水揚げされてる『うまづらはぎ』ですが、それでもこんなに大きいのはめったにお目にかかりません。

うちの店では『かわはぎ』は、キモを裏漉しして薬味といっしょに身を混ぜて、そのままつまみで食べていただくか、軍艦巻きにしています。

でもこれだけデッカイと薄造りで食べていただいても食べ応えがありますよ~。(だいたい4人前ぐらいとれます)


さざえさん~さざえさん!

2007-11-28 18:33:29 | 旬の魚
見たまんまの『さざえ』です。

でも、淡路のさざえには角がないんですよ~

ツルッとしていて身が大きいので刺身にすると、昆布の風味の芳香がかめばかむほど口の中に拡がります。

つぼ焼きにすれば柔らかく、さざえのキモ独特の苦味がたまりません。

ちなみにこの『さざえ』、いさり漁という方法で僕の同級生の漁師が獲ってきた特大さざえです。

福井県、三国温泉に行ってまいりました!

2007-11-21 17:29:41 | 旅行
今回、正寿司慰安旅行で福井県にある三国温泉『望洋楼』に行ってきました。
僕が泊まった部屋からは日本海が一望できる素晴らしいロケーションで、到着した時ちょうど夕日が沈むのを拝むことができました。
このお宿で初めて『越前ガニ』をいただき、蟹がこんなにも甘く美味しいのを実感させてくれました。
淡路では『ワタリガニ』しかいてないんで、現地まで足を運ぶことの意味や、重要性を確認できました。
うちの店にも遠方から来ていただけるお客様もたくさんいてるので、そうゆうお客様のためにも誠心誠意、美味しいものを召し上がっていただけるようがんばっていきます。

皆さんのおかげです。

2007-11-11 20:05:37 | その他
時の流れは早いもので正寿司をオープンして丸9年が経ちました。
不安と情熱が入り混じったほとんど手探りでの開店でした・・・
当時、長男は小学一年生、次男は幼稚園年長、それに3才になりたての三男坊を保育所に預け、うちの嫁さんにいたっては子育ての最中今まで働いたことも無いのにいきなり『寿司屋の女将』にさせられました・・・
段取りが悪くてずいぶんお待たせしたり、注文の聞き忘れや色んなご迷惑をおかけしたこともありました。
でも、暖かく見守ってくれたお客様、僕たちの両親をはじめ色んな方たちの励まし、支えがあったからこそ今までやってこれたんだと思います。
10年めに入り、これからも誠実に『美味しいもん』を求めて、『寿司』と向き合っていきますので、変わらぬ応援よろしくお願いいたします。


出ました! 天然とらふぐ!

2007-11-08 18:48:02 | 旬の魚
朝夕冷え込むようになり、淡路でも『とらふぐ漁』が解禁になると、うちの店でも『てっちり』が始まります。
このあたりでは『とらふぐ』のことを『テンダイ』と言い、セリでも高値で取引されるので、ほとんど一般には出回りません。
小さいものでは700gほどから大きなものになると5キロを超えるものまで!
特に大きなものは希少価値もあり、なかには一本十万円以上するものも!
(写真のふぐで約1.8キロ、コース2人前でちょうどぐらいの大きさかな?)
養殖物と天然物の違いはと言うと・・・
一番は身の弾力!っていうか身の強さが全然違います、それに天然独特の甘味、旨みですね~(食べ比べると一目瞭然なんですが・・から揚げなんかもおススメですよ)
天候や潮時によりほとんど水揚げされない淡路の『天然とらふぐ』!
是非一度!御賞味あれ!!

そろそろ平目がおいしそう・・・

2007-11-06 17:33:49 | 旬の魚
だんだん寒くなるにつれて旨い魚も多くなる淡路島・・・
そのなかでも今日は平目の紹介です。
平目はかなりどう猛で、海の底で擬態(ぎたい)して自分の上を泳いでいるアジやイカなどを大きな口をあけ鋭い歯で捕食しますそれゆえこのあたりでは大型の平目のことを 大口(おおぐち)といいます。
僕が子供の頃には1mを超える大型の平目もこのあたりでちょくちょくあがっていました、最近では大きなものでも80cmくらいですかね~。
でも今からの時期は小さな平目でも丸々肥えるんで、ちりにぎりや薄造りなんかがおススメですよ~!