雅 's Favorite Things

バイク、Jazz、トランペット、料理、なんでもありの無節操雑記帳^^

KEGANI

2008-10-09 | 倉庫
今日の買い付けはややギャンブル。
トロ箱いっぱいに入った地元石川水揚げの毛ガニ(茹で済み)。2,500円!
ざっと数えたら10パイは入っている。

カニにはまだ早いが、それにしても安い!

以前、巨大なズワイが10パイ以上入って1,000円というのを買った時、あまりの
身の少なさに愕然としたことがあったのだが、それは魚屋の大将の「汁物にしか使えん。
ダシやと思って買えば損はないよ」という言葉に「そんなことはないやろ~」と期待しすぎて失敗したのだ。
(それでも身は薄かったがミソはまあまあいけた)
今日のは、一応大将に「身、入っとる?」と訊いたら「いけるいける」とのこと。

まあ、どのくらいの身のつまりをもって「いけるいける」のかは微妙だが、一パイ二百数十円と思えば
最悪味噌汁の具でもいいだろうと考え購入。

帰って数えてみると、12ハイ+小さいヤツ1パイの計13ハイ。
当然ウチだけで食えるわけもないので、箱友会メンバーとシェア。
1パイずつ持ってみると、かなり重さに個体差がある感じなので、できるだけ均等に分かれるように
分配しました。

ブログ書いてるこの時点では、一応軽く塩湯通しして暖め直した段階。
まださばいても食べてもいません。さてさてどうですかね?

メンバーあたり4ハイ、約850円が、超お買得と出るか、高いダシと出るか?

晩飯済んだら、続き書きますです。《前編終了》







色みが美しくないな~・・・

結論! 1パイ200円強なら上出来!

身はそこそこに入ってました。舌触りもなめらかなしっとりしたやつが。
しかしミソはほとんどないに等しいですね。まぁ、季節が早すぎるからしゃあないか・・・
身の味は悪くないけど、やや淡白でカニの味は薄めかなというカンジです。
絶品ポン酢「旭ポン酢」で食べたらとても美味しかったですが。

コストパフォーマンスは合格と言えるでしょう。
しかし、舌の肥えた箱友会メンバーからは辛口の評価が来そうな不安も少々ありますが。

やはり、季節はずれのものはダメだということですね。
この毛ガニ1パイとカサゴの開き10匹がほぼ同額だと思うと、
たぶん箱友会メンバーは確実にカサゴをチョイスすることでしょう。

買い付けには、衝動に負けない強い意志と目利きが必要だと強く感じたワタクシでした《完結》

ヘルシー炒飯

2008-10-09 | 倉庫
本来なら一昨日が賞味期限だったちりめんじゃこの残りが冷蔵庫に。
あと、あまりに安いもんで鬼買いしたネギもたっぷりと。
さらに昨日、ひとかかえもある大根葉を湯がいたやつも大量にある。

古いちりめんじゃこ+ネギたっぷり+大根葉たっぷり = 炒飯

上の式に「なんでじゃ!」とツッコミ入れたい人もいるだろうが、いいのである。
とにかく炒飯なのだ。

胡麻油が熱くなり香りを放つ頃に大量の刻みネギを投入し、間髪いれずじゃこを
放り込む。ネギとゴマ油がなんともいい匂いになってきたら、ご飯を投入。

すかさず塩、胡椒、少量のガラスープ、豆板醤で味をととのえ、
全体に火が通ったらタマゴをからめる。

総仕上げは鍋肌に少しだけ醤油をたらし、焦がし醤油の香りを付けて。

皿に盛ったらすぐに、湯がいた大根葉とカツオブシを混ぜたものを乗せて完成。

「あら、大根葉も炒めた方が美味しくってよ」などという小賢しい意見もあろうかと思うが、
ワタクシ的には大量に湯がき大根葉を併せて炒めると炒飯がべたべたするので
後乗せに限るのだ。これでいいのである。

濃い目の炒飯とさっぱり大根葉がなんともいえず相性が良く、
体脂肪率が許せばおかわり必至の旨さなのだ。

炒飯だと不足しがちな栄養も、じゃこのカルシウムと大根葉のビタミンで
きっちりフォロー。カンペキや・・・。

ちょっとフツーでないのは、これが「朝飯」だということくらいなのである。

うーむ・・・。





※ところで、大量の大根葉にオマケのようについてた間引き大根。
これがなかなかうまくて、切り昆布と塩でまるごと浅漬けにすると、わずかな苦味と
大根らしい辛味が昆布の味と絶妙に合い、とっても良い箸休めになる。
ひとかかえもある大量の大根葉にちび大根が10本ついて、200円。
安いだけでなく、真面目な農家のオバちゃんのものはしっかりと葉に虫食いの穴がある。
虫も食わない薬漬けの大根葉はうまいわけがないのだ。
もしかしたら、私の血となり肉となったアオムシも何匹かいるかも知れないが、
気にしない。

自然に近いものは旨い。やはり直売通いはやめられないのである。