経済(学)あれこれ

経済現象および政策に関する意見・断想・批判。

   武器輸出について

2020-09-03 18:15:14 | Weblog
武器輸出について
 今日のネットニュ-スを見たら「タイ政府は潜水艦の輸入を一時延期する。それは同時に日本の潜水艦輸出にとってチャンスだ」と書いてあった。同時にこのニュ-スは、数年前に豪州が潜水艦買い入れようとした時、日本はフランス・ドイツに後れをとった、それは防衛省が武器輸出のノウハウを全く知らないからだ、と述べている。ちなみに私が知るところでは、日本の通常型潜水艦の建造能力は世界一だ。
 問題は防衛省が武器輸出のノウハウを知ることに徹底的に反対してきた勢力がある事だ。いうまでもなく立民党・共産党などの野党やアサヒを始めとする反日メディアだ。彼らは、日本の武器輸出は前大戦の反省の意の欠如の現れであり、絶対反対と叫んでいた。前大戦に日本のみが責任を負うべきとは考えないが、仮に責任を問うとすればドイツはどうなるのだ???ほかの事はさておきドイツが前大戦で1000万人に昇るというユダヤ人を殺害した事は事実だ。そのドイツがシャ-シャ-と武器である潜水艦を売り込み(あるいは売り込もうとし、結果はフランスに落札されたと聴いている)、日本は反省自粛しなければならないのか?絶対におかしい。
 武器輸出すなわち軍需工業の振興は製造業に大きな影響を与える。加えて軍需品は無価格競争(競争は価格より質によるところが大きい事)の傾向を帯びる。日本にとっては大きなチャンスなのだ。
 防衛省はすぐ武器輸出のノウハウ摂取に動くべきだ。そして武器をどんどん売り込もう。遠慮する事はない。河野防衛相はしっかり事実を把握し励んでもらいたい。
                             2020-9-3
 (付)そのノウハウとやらがよくわからないが、政府要人にコネを付ける事か?そこにはワイロが絡むのか?
(付)前大戦でフランスが潜水艦を持っていたのか。少なくとも潜水艦作戦はできなかったはずだ。

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