我が国は移民を無条件かつ無際限に受け入れないといけないのか
昨日のアエラ(AERA)のネットニュ-スにある記事が載っていた。スリランカの女性が日本に入国移民を拒否され空港(たぶんそこだろう)で抵抗している情景だ。その女性は日本で英語の教師をしたいらしい。文章が感傷的なので状況が明確に解らないが記者は、日本側の措置を非人道的であり日本の道徳は終わった、終末したということを書いていた。
そうだろうか?その記者の言うところに従えば移民は道徳的理由から拒否してはいけない、だから無制限に受け入れなければならないことになる。受け入れる側にも色々な理由でそうはいかない事情がある。何分とも移民を受け入れた以上、飯を食わせなければならないのである。つまり雇用を与えねばならない。移民は当然入国先の言語に詳しくないし、慣習も倫理も違う。高い賃金を与えるわけにはいかない。移民を出す国の政治・経済の水準は低い。低いからこちらに来るのである。こちら側の事情もある。露骨に言えば低賃金か高技術の人間が欲しい。そして慣習と経済水準の違いは治安に影響する。移民受け入れに際してこちらの事情で選択、制限する権利はこちら側にあるのである。そういう理由を無視して移民の強制送還を道徳の終末などと言うのはお門違いだ。そういえば山本太郎氏が何かのことで、日本は地獄だ、などと言っていた。同工異曲の記事だ。
スリランカと言えば私に思い出せるものは一つ、クマラスワミ(?)という名の女性弁護士だ。後進国インテリの救済機関である国連の一職員であった氏は、朝日新聞の報道に同調して、朝鮮人慰安婦の強制連行、というデマを国際的に弘めてくれた。それ以外スリランカに関する想い出は無い。
私は移民に絶対反対の者ではないが、移民政策は慎重にしなければならない。ありていに言えば自国の利害を優先して考えるべきだ。私はどこかの政党のように、日本は日本人だけのものではないなどと倒錯的な考えをもたないので、自国第一、トランプ流にいえば、JAPAN FIRSTで考える。
移民のみならずあらゆる政策で他国特に欧米をモデルとしてはいけない。他国は他国の利害で考える。次に上手い標語を作成する。欧米も移民政策ではみな困っているのだ。フランスなど内乱に近い状態らしい。戦前朝鮮半島から高い賃金を目当てに我が国に多くの朝鮮韓国人が来た。それが今では強制徴用とかになっている。三代たたないと移民先に同化できない。それまでに摩擦が生じ恨みを買うのがおちだ。
くれぐれも欧米の美辞麗句に踊らされてはならない。エネルギ-政策も同様だ。日本はこれまで高いエネルギ-を使う方向ばかり取っている。国益という言葉を肝に銘じよう。こちらが如何に正しく振る舞っても、向こうは向こうの利害にのっとって行動するだけなのだ。
2021-6-3
「君民令和、美しい国日本の歴史」文芸社
昨日のアエラ(AERA)のネットニュ-スにある記事が載っていた。スリランカの女性が日本に入国移民を拒否され空港(たぶんそこだろう)で抵抗している情景だ。その女性は日本で英語の教師をしたいらしい。文章が感傷的なので状況が明確に解らないが記者は、日本側の措置を非人道的であり日本の道徳は終わった、終末したということを書いていた。
そうだろうか?その記者の言うところに従えば移民は道徳的理由から拒否してはいけない、だから無制限に受け入れなければならないことになる。受け入れる側にも色々な理由でそうはいかない事情がある。何分とも移民を受け入れた以上、飯を食わせなければならないのである。つまり雇用を与えねばならない。移民は当然入国先の言語に詳しくないし、慣習も倫理も違う。高い賃金を与えるわけにはいかない。移民を出す国の政治・経済の水準は低い。低いからこちらに来るのである。こちら側の事情もある。露骨に言えば低賃金か高技術の人間が欲しい。そして慣習と経済水準の違いは治安に影響する。移民受け入れに際してこちらの事情で選択、制限する権利はこちら側にあるのである。そういう理由を無視して移民の強制送還を道徳の終末などと言うのはお門違いだ。そういえば山本太郎氏が何かのことで、日本は地獄だ、などと言っていた。同工異曲の記事だ。
スリランカと言えば私に思い出せるものは一つ、クマラスワミ(?)という名の女性弁護士だ。後進国インテリの救済機関である国連の一職員であった氏は、朝日新聞の報道に同調して、朝鮮人慰安婦の強制連行、というデマを国際的に弘めてくれた。それ以外スリランカに関する想い出は無い。
私は移民に絶対反対の者ではないが、移民政策は慎重にしなければならない。ありていに言えば自国の利害を優先して考えるべきだ。私はどこかの政党のように、日本は日本人だけのものではないなどと倒錯的な考えをもたないので、自国第一、トランプ流にいえば、JAPAN FIRSTで考える。
移民のみならずあらゆる政策で他国特に欧米をモデルとしてはいけない。他国は他国の利害で考える。次に上手い標語を作成する。欧米も移民政策ではみな困っているのだ。フランスなど内乱に近い状態らしい。戦前朝鮮半島から高い賃金を目当てに我が国に多くの朝鮮韓国人が来た。それが今では強制徴用とかになっている。三代たたないと移民先に同化できない。それまでに摩擦が生じ恨みを買うのがおちだ。
くれぐれも欧米の美辞麗句に踊らされてはならない。エネルギ-政策も同様だ。日本はこれまで高いエネルギ-を使う方向ばかり取っている。国益という言葉を肝に銘じよう。こちらが如何に正しく振る舞っても、向こうは向こうの利害にのっとって行動するだけなのだ。
2021-6-3
「君民令和、美しい国日本の歴史」文芸社