【ガイド】雲取山－妙法ヶ岳

6/1～2日、奥秩父/雲取山（くもとりやま・2017m）－妙法ヶ岳（みょうほうがたけ・1329m）のガイドを行いました。

岳と森の「東京の最深部、長沢背稜へ」。Y、Mさんが参加。

当初は、雲取山から東京と埼玉の都県界・長沢背稜を経て天祖山（てんそさん・1723m）に抜ける予定でした。が、参加された方の体調が万全でないこと、同コースは長丁場でエスケープもないことから、急きょ三峯神社（みつみねじんじゃ、埼玉県秩父市）に下山することに。



七ツ石山（ななついしやま・1757m）

雲取山…いずれも貸し切り！

本日の雲取山荘の宿泊者も…

わずか十数人という快適さ。（笑）


芋ノ木ドッケ（1946m）





三峯神社奥宮（妙法ヶ岳）。守る狛犬はもちろん狼です。

三峯神社（下）と両神山（りょうかみさん・1723m＝上奥）を望む。


下山後、神社本殿にも参拝して〆。


雲取山（真ん中やや左上の三角形ピーク）～白岩山（左上）を振り返る。

雲取山は、山岳修験道全盛の奈良～平安時代に三峰（雲取山・白岩山・妙法ヶ岳）駆けの山伏によって開かれ、かつてはその奥社が置かれていた経緯から歴史的には秩父とのつながりが強いそう。いつものことながら、この距離感に納得させられます。

今回は残念ながら、東京の最深部縦走はお預けとなりましたが、思わぬ三峰駆けが叶い、「ケガの功名？で気持ちよく歩くことができました」（Yさん）。体調不良時に無理をせず、謙虚に楽しく歩き続けていればチャンスはまた必ず訪れます。

お疲れさまでした！


キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪）

オサバグサ（筬葉草）…開花。