多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

奥多摩の風景と涼‐2010夏

2010-08-23 23:50:30 | 日々のこと

連日の猛暑に(きっと)お疲れ気味の皆さんに、暑さを癒す?奥多摩の夏の風景と涼をちょっぴりお届けします。

☆払沢の滝ふるさと夏まつり〈8/21〉
東京都でただ一つ「日本の滝百選」に選ばれている西多摩郡檜原(ひのはら)村 「払沢(ほっさわ)の滝」。その周辺で行われる同村最大のお祭りです。22回目。人口約2700人の村が、8/21、22の2日間、7000人以上の人で賑わいました。
※「払沢の滝」については7/27の本ブログで紹介


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暑さになんか負けないぞ!檜原太鼓の力強い演奏。


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それでも暑い人は…かき氷と満点の笑顔をいかが?機械も懐かしい雰囲気。手作り感が涼味を増します。

夏といえば、やっぱりこれですね。
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花火。メーン会場の南側を流れる北秋川の河川敷から打ち上げられる数百発は、“眼前頭上”で炸裂する感。結構近い!スカッとしました(笑)

☆七ツ石山(ななついしやま・1757.3m)頂上〈8/22〉
東京都最高峰・雲取山(くもとりさん・2017.1m)から東に派生する「石尾根」の名の由来になった山です。

関東の平野部が舞台になった天慶の乱(てんぎょうのらん・939~940)の主役の一人、平将門(たいらのまさかど)が落ち延びた伝説も。奥多摩にはあちらこちらに、将門由来の地名や寺、神社などがあります。この「反逆と悲運の武将」にはなぜか、子どものころに憧れました。

そんな話はさておいて…
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七ツ石山山頂から、ガスがまとわりつく雲取山を望みます。この尾根上でも、マルバダケブキだけは元気です。

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花の上にはアキアカネ(秋茜/トンボ科アカネ属)。黄色と赤のコントラストが際立ちます。気温が30℃を越えると生存が難しくなるといわれるアキアカネ。暑さを逃れて1800m近い山頂でフワフワと舞い、羽を休める姿には、天然の涼があふれていました。

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