お正月もすっかり終わり
本日から、平日モード![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0225.gif)
ポツポツと細かな雨が
冷たい水曜日の朝です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
がんばろう‼ 大橋理容室でございます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
「倅の人生は床屋以外は認めない」といった
世界で一番嫌いだった両親も居なくなり
ようやっと内側の
その"長い呪縛"から解き放たれた訳ですが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0114.gif)
このお正月と、今週の「お休み」は
なんとなく
足の向くまま、気の向くままに
縁ある場所をいつしか巡っておりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0218.gif)
「カミソリ倶楽部」さんHP内にある
僕の公式プロフィールにも記載してありますように
両親は二人とも、それぞれ地方出身者で
16歳で世田谷の叔母のお店に修行入り(上京)した父親は
堀切菖蒲園(京成線)〜浅草界隈で仕事をして
独立を機に、最後の店で一緒に働いていた母親を連れて
お店に出入りしていた道具屋さんの紹介で
縁もゆかりもない「寄居町」の床屋さんに"居抜き"で商売を始めました(昭和30年代初頭)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0056.gif)
まだ当時は他所からの住人は少なく
20代の二人が、街いちばんの中心商店街で商売をするにはいろいろと難しい土地柄
まさに「腕一本」で周りを認めさせてゆくしかなかった時代だったんですねぇ
僕は世間の狭い親から離れたくて都会へ逃げたかったのですが
"責任感だけは強いが取り柄"な世代ゆえに
もし家業を継いだにしても
自分の遣り方で、家の中も外(地域)も変えてゆくしかなかった訳です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0120.gif)
僕は事ある毎に発信しておりますが
元々は、エンタテインメントの世界に飛び込みたかったので
自分も活かしながら、商売と地域活性化に繋がればと図り
今のスタイルを最初から貫いてまいりました
浅草はまさに、エンタテインメントの凝縮された場所で
映画専用の劇場が日本で初めて置かれた土地
「電気館」というその劇場は
その後、日本全国へと展開することになります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0171.gif)
熊谷・本庄・深谷市内でも、3〜4館程が建ち並び
映画全盛期を盛り立てた時代が在り
深谷「電気館」オーナーの倅さんが経営していた
寄居町の床屋さんに、僕の両親が浅草から移り住み
僕は幼稚園が終わるとそのまま、向かいにあった寄居町内の映画館で遊ばせてもらい
小学生〜現在まで、熊谷や全国の映画館が遊び場兼
"人生の歩き方"をヒーロー&ヒロインから学んだ場所でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
そしていま、YFC ヨリイフィルムコミッションの代表を務め
憧れていたエンタテインメントのお仕事もさせていただいております![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0167.gif)
親への反面教師は、映画の登場人物と照らし合わせていたので
余計に強かったのかもしれません
親は親で"床屋以外の事"をやる倅が理解出来ず
ましてや、自分達が憎んでいた地域を良くしようとする倅が不愉快極まり無かったはず
僕は僕で「まず、社会性と良識ある自分を世の中に発信」することが目的で
商売は後から付いてくるといった考え方でしたので
決して交わることの無い"水と油の親子"が
この時代に商売をすることは自殺行為にしか思えなかったのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0221.gif)
僕が頑張れば、頑張る程
風当たりが違う方へ向き出したので
家は自分の代で終わらす為に
「後始末」のつもりで単身に戻ったということでした
床屋さんになったのは自分だけなので
この家のことは、息子である僕が独りで責任を取りたかったのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0175.gif)
人が居なくなれば、その場所は自然に無くなりますから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0222.gif)
久しぶりに、浅草の電気館に会いに行き
自分の"原点"に還ってみた令和・最初のお正月
僕の人生の映画は
おそらく、終盤に差し掛かるあたり
主人公が試練のときを超えられるかどうか
そういったシーンだと思います
感性の向くままに、まだ歩いてみます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0174.gif)
がんばろう
イメージ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
町の情報ジャンクション・大橋理容室![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)