「オス化する女子」「メス化する男子」。

予報は変わり
傘マークは外れました

木曜日
少し気温は上がります


がんばろう!! 大橋理容室でございます



今朝はネットニュースから

■「私の顎にヒゲが生えてきた！？」

男性的な思考・行動パターンを持つ女性が増えつつあると言われ

その端緒は90年の漫画「おやじギャル」に見る
仕事帰りの一杯飲み屋でビールをキューッと

2日酔いのキャベジン、仕事疲れにユンケルといった働く女子の姿が90年代頃から見られました。

現代、男性的な行動パターンを持つ女性の姿はさらに精鋭化しつつあります。

その象徴は寝食を忘れて仕事に打ち込む
漫画「働きマン」的なキャリア女性の姿

その路線の延長線上には
夫に頼らず飛び抜けた収入や成功を手にする喜びを訴えるバリキャリ

ミリオネーゼのロールモデルがあります。

パソコン、携帯機器メーカーのNECが25～35歳の未婚女性500人を対象に行った調査では

「自分はオス化している」と答えた女性は6割に上り

さらに「顎にヒゲらしいものが生えてきた」
と回答した人は15％にも上りました。

■なぜ男性化する女性が増えているのか？

近年、女性が「男性化」してきた背景には何があるのかというと

男女雇用機会均等法によって労働における男女の平等が定められ
賃金、職務、昇進等の労働条件の差異がなくなり

時間外労働においても
原則的に男女とも同じ扱いが定められたことが大きく影響していると思われる。

女性が男性と同等に働き、評価されることはすばらしいのですが

現代、多くの仕事では男性的なワークスタイルが求められ
職場は男性向けな環境になっています。

男性と同条件で働こうとすると
当然、女性も男性化した行動様式をとらざるを得なくなり

ビジネスにおける過酷な生存競争、成功へのプレッシャーにもさらされることになります。

仕事での可能性を拡げて報酬も伸ばしてゆくのは、好奇心が刺激され遣り甲斐を感じる一方

行動自体が男性化しやすく
仕事の分野で生き残っていくには相応のストレスが増えることもあります。

■女性らしさを醸し出す時間も大切に

女性が男性と同様に働き、同等な行動パターンをとる権利を獲得したのは
社会に行きる女性たち自身の願いでもありました。

同等の条件が整備されれば、同等の能力を発揮し成果を生み出せるという数々の実績が
いわれのない「女性劣等論」への強硬な反論にもなってきました。

同時に、今まではなかったような代償も受けとるようになりました。

例えば、男性社会に適応することによりストレスが増悪して現れる体調の変化

(男性ホルモンの影響による顎ヒゲや顎にきびなどの顕在化
女性ホルモンの分泌の乱れによる生理不順や婦人科系疾患、不妊など)

結婚・出産という女性にとって一大事業のタイミングを逃す可能性への覚悟などです。

そしてもう一つ、女性の特徴でもある「女性らしさ」を熟成させ
表現する機会を失いつつあることも、女性が男性化することで払ってきたひとつの代償でもあります。

「女性らしさ」とは、実利的な成功やそれによる喜びとは無関係に
女性の中にあるひとつの才能です。

それが育まれるのは、プライベートでほっと安らげる自分の場所。

優しくリラックスした気持ちになれて、その優しさを人に与え
周りからも優しさをもらえる時間の中にあるのではないでしょうか。

常に競争にさらされ、安らぎを感じられない環境では
男性的な闘争心や行動力は磨かれていくかもしれませんが

その反面、女性的な柔和さや優しさ
時に人や環境に合わせていくしなやかさといった

女性的なマイルドな感性は育ちにくいものです。

女性らしさを育む時間こそ
生涯を女性として生きる自分自身の心身のバランス感覚を養っていくもとになる…。

そんな時間を意識して持つことが
女性の心身の健康を保つためにも大切なのではないでしょうか。

【ストレスガイド：大美賀 直子さん】




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