告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

医師の本音

2009年05月25日 | Weblog
「数多くの患者さんを治療してきたが、1年以内に半数近くが再発・転移をしている。どんなに努力をしてみても、10年以内に、10人中9人までが亡くなっているのが現実だ」

「ガンが治ったのは、軽かったか、運がよかったか、奇跡だったか以外は、とても考えられない」

「私は勤務医だが、早期ガンの患者を担当すると、すごく真剣にならざるを得ないのです。なぜなら、マスコミの影響で早期ガンは治ることにされてしまったので、もし少しでも悪くなると担当医の責任にされてしまうのです。でも、初めから悪化した患者を担当するときは気が楽です。どうせ何をやっても死ぬんだから・・・」

「よくいわれている5年生存率が、ガン完治のバロメーターだなんて、とんでもないよ。いまのガン治療は、5年間も受けつづけると、患者本人の自己免疫力がほとんどなくなり、データが出なくなるから、5年で打ち切っているだけだよ」

多くの医師が「ガンは治せない」と思っている。これは私が思っているのではなく、先日に紹介した「いずみの会」代表の中山武さんが書かれた本「論より証拠のガン克服術」のなかで紹介されてあったものです。


実際、自ら上咽頭ガンを宣告される前までは、多くの親しい知人がガンを患い、そして亡くなっていった。今まで考え違いをしていた。抗がん剤は文字通り、ガンに対抗してくれる薬であり必須のものだと思っていた。むしろ、放射線による治療は、怪しいと感じていた。放射線はガンのリスクを間違いなく高めるものだ。しかし、自分がガンを宣告され、書物を調べ、思いをはせると事実はまったく逆との感に到った。抗がん剤よりは放射線治療のほうが信頼できる。もっとも、現在はどちらも受ける気はまったくない。現状からすれば当然ですが・・・この本の記述には納得しても、医師の薦める標準治療を拒否したあとガンから生還するためにはどうすればいいのだろうかという部分が重要なところだ。

病院や個人開業の医師はガン患者を最後の瞬間まで看取ることはない。だから、医師の本音はこうだという決め付けにはいきどおりを感じる人は多いだろう。しかし、ガン病棟の医師はどう感じているのだろう。はたして、ガン専門医は現在のガン治療が、患者にとって満足できる状態にあると思っているのだろうか? 

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