告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

ぺット診断の写真

2009年05月24日 | Weblog




昨年の7月、ガンとの告知を受ける前に、ペット診断を受けた。PETとは「陽電子放射断層撮影」を意味する最先端の画像診断法です。その仕組みは、ガン細胞が正常な細胞よりブドウ糖を取り込むのが極めて早いという特性を持つことを利用している。放射線同位元素でラベルしたブドウ糖によく似た物質を注射したあと、約30分後にその物質が体の中のどこにあるかを調べる。薬剤の集積具合で、腫瘍の良性・悪性度までも判定も出来るそうだ。

早期がんの発見に絶大な威力を発揮する。


頭の部分に薬剤は取り込まれているのが写真から分る。でも、脳腫瘍ではない。摂取されたブドウ糖は頭の活動に必要な栄養素であり、真っ先に頭の細胞に取り込まれることは正常を示している。横からの写真では頭の下、輪切り写真では鼻の空洞の脇に赤くなっている部分がある。まちがいなく上咽頭ガンであることが分った。

これを理解していても、放射線と抗がん剤での治療を断ったのだから、間違いなく私は変人だ。調べてみると現在の標準治療では患者の負担はかなり大きいと感じた。この治療を受けても、将来、同じ病気になった人への参考にまったくならない。もっと違う対処の仕方があるはずだ。(上咽頭ガンの治療の副作用については今まで充分、多くの患者さんのブログで紹介され、私も参考にさせていただいた)

昨日も 血が混じった痰が出る。まだ治った段階ではない。